いずれの場合でも送受信に使用するGPIOが2本あれば良いのですが、高速な通信となるとソフトウェアシリアルではまかない切れないため、その時だけハードウェアシリアル(ようするにUARTの端子)を使うといった感じになっています。
Arduinoと本シールドさえあればDynamixelを動かす環境が全て整いますし、自信のスケッチで利用できるライブラリと簡単なテストコードも用意しました。
もちろん、ソフトウェアさえがんばれば、同種のI/Fで制御できるサーボモータ全てで利用できます。
で、なぜ今頃昔の話を持ち出したかというと、多少ですが余剰ができたのでDXSHIELDとして製品ラインナップに載せましたという告知でした。
ご興味があれば試食してみて下さい。
技術
#include <SoftwareSerial.h>初期化部ではボーレートと後々受信処理を楽にするためのタイムアウトの設定をしておきます。SoftwareSerialは高いボーレートに対応しないため、今のうちにAX-12Aのボーレートを57143bpsに変更しておきましょう。
SoftwareSerial dxif(8, 9); // pin8 is RX, pin9 is TX
void setup() {これでSoftwareSerialで通信するための下処理は終わりです。
dxif.begin (57143);
dxif.setTimeout (50);
}
bool sendpos(uint8_t id, uint16_t pos) {ハードさえちょっと頑張れば、パケットの生成とその送受信以外に意識するところはありません。いかがだったでしょうか。
uint8_t buf[9] = {
0xff, 0xff, // header
id, // id
5, // inst
3, // size
30, // address
(uint8_t)(pos & 0xff), (uint8_t)(pos >> 8),
0
};
for (int i = 2; i < 8; i++) buf[8] += buf[i]; // calc sum
buf[8] = ~buf[8];
while (dxif.available ()) dxif.read (); // clear buffer
dxif.write (buf, 9); // send inst packet
if (dxif.readBytes (buf, 6) == 6) // read stat packet
return (buf[2] == id) && (buf[3] == 2) &&(buf[4] == 0);
return false;
}
void loop() {
sendpos (1, 0); // Set Goal Position to 0
delay (1000); // Delay 1 sec
sendpos (1, 1023); // Set Goal Position to 1023
delay (1000); // Delay 1 sec
}
sample25(SUMOU_AUTO3).c大まかな仕様は、