ブログ - 最新エントリー

Controlling Dynamixel with Python

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Dynamixel
2024-1-9 10:20
大勢を占めつつあるPython、多勢に無勢というのであれば全部Pythonで書いてしまえば前準備も端折れるという事で追記しました。
ちなみにデバッグに支障があるでしょうから、例外はクラスの中ではトラップしていません。

技術

PicoSHIELD

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新商品
2023-8-2 9:30
先日行われたこちらのイベントで紹介されたRaspberry Pi Picoを使った簡易的なオーディオプレーヤー。
いくつか提供を開始しましたので、ひとまずの使い方を紹介したページを作成しました。
また使用しているPicoSHIELDについては近々販売を開始します。

技術

Arduino UNO R4とDXSHIELD

カテゴリ : 
Dynamixel
2023-7-5 10:50
いくつか問い合わせをいただいている「Arduino UNO R4 MinimaDXSHIELDで利用できるか」ですが、実際に使ってみました。


まずArduino Uno Rev3と形状が同一なので装着は可、端子機能は互換性がある、プログラムはAVRとARMの違いがあるが想定の範囲、といった程度で考えていました。
しかし電気的には問題はありませんでしたが、いざプログラムを実行してみると、ほぼ何もできない状態に直面しました。
結果から書いてしまうと、Minima用のライブラリが過度な高い通信速度や負荷に耐えられるレベルに至っていないため、現時点では両手を挙げて使えるとは言いがたい状態でした。
昨今の初物ではありがちな状態でしたので、そのうち改修されていくものと思いますが、少なくともUARTに過度な期待をしないのが得策です。
とりあえずMinima用のライブラリを使う場合は115.2kbps以下であれば使えますし、e2stdudioでフルスクラッチすれば普通に頑張れます。

技術

Arduino向けライブラリ更新

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マイコンボード
2023-3-15 10:20
DXSHIELD向けライブラリ改め、Arduino向けライブラリを更新しました。
Arduinoの 大勢がAVR系から他のコアになりつつあるのと、そういったケースに適用する際の修正はユーザに委ねていました。そこで今回からAVR想定だった通信部分を、完全に外出しにする事にしました。
以前との差異は以下の通りです。
  • クラスのインスタンスの際にシリアル通信にかかるハンドラをとりまとめた構造体を指定
  • AVR用として提供しているサンプルスケッチには、ハードウェアシリアル及びソフトウェアシリアルを使用したハンドラを用意
    Arduino環境であれば他のターゲットでもほぼ同じハンドラが利用可
  • ライブラリをAVR以外に適用すると、PC用DXLIBにも含まれている追加APIが利用可(β版扱い)
暗に新製品を想定している事を匂わせています

技術

Pico

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雑記
2023-2-20 13:20
あまり目新しい事ができていないので、合間を見つけて手持ちのRaspberry Pi Pico用にこんなものをあつらえてみました。


板のサイズをPicoと同じにした都合、RS-485しか装備できず。余ったスペースにはオーディオアンプとレギュレータしか載ってません。
ひとまずXL430-W250とつなぐためにI/F変換をかませました。
試したところDXSHIELD用のライブラリは無改造で使えました。残念なのはボーレートが3Mbpsまでしか設定できない事と、USBとRS-485間のブリッジをこさえた際に気付いたのがPC側のアプリがハードフローを活性化していないとダメといったところでしょうか。

技術

GCC Developer Liteの更新

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その他
2022-6-9 10:20
立て続けの更新のお知らせですが、GCC Developer Liteの最新バージョン(2022/6版)を公開しました。実質前バージョンとの差は大きくないため、該当する機能に琴線が触れない場合は更新の必要はありません。
  • 基本パック
    • GCCDevL.exeのエディタフォントサイズ変更用ショートカットキー(Ctrl+ +/-)追加
    • GCCDevL.exeのエディタにおいて対応する括弧へジャンプするショートカットキー(Ctrl+ [)追加
    • GCCDevL.exeのDEFファイル(各ターゲットの設定ファイル)中の文字列中にダブルクォーテーションを多用するようになったのでフェンスをカギ括弧に変更
      それに伴って全ターゲットのDEFファイルを変更する羽目に
    • STERM.exeのUSB挿抜イベント検出遅延を削除、コンポーネント更新に伴う再構築
      転送スクリプトが二重に励起される事がある原因は相変わらず不明
    • FW.exeのUSB挿抜イベント検出遅延を削除
      avrdudeのコマンドラインオプションを変更できるよう修正
    • 最新版msys2・OpenOCD・ctags適用
  • AVRパック
    • 設定リストのフォーマット変更に伴うDEFファイルの修正
    • 思うところあってArduinoをターゲットに含める
    • サンプルに支障があることを覚悟の上で全ターゲットのUARTルーチンを共通化
    • 最新版AVR TOOLCHAINを適用したのに合わせてAVRDUDE 7.0を同梱
    • FreePascal用のターゲットファイルを同梱(コンパイラと設定リストは別パックで提供予定)
  • ARMパック
    • 設定リストのフォーマット変更に伴うDEFファイルの修正
    • 根強い希望によりDX2LIBのclient機能にsync_read・sync_write・bulk_read・bulk_writeの各インストラクションへの応答を追加
    • DX2LIBの一部の追加APIの名称がWindows版を継承したままで使用できなかったのを修正
    • STM32F373用のターゲットファイルに含まれるST社のペリフェラルライブラリをV1.1に更新
  • SH/H8パック
    • 設定リストのフォーマット変更に伴うDEFファイルの修正のみ
  • Winパック
    • 最新のmsys2のバイナリ同梱

技術
DXSHIELD向けのライブラリを更新しました。
以前との差異は以下の通りです。
  • 原作者不在で放置されていたため全面的に精査
  • 一部チェックサムが無効化されていたのを修正
  • なぜか作られていなかったReadBlockData及びWriteBlockDataを追加
    それに伴いアイテムサイズに応じた読み出し及び書き込み関数は全て新設したBlock関数で代替
  • プロトコルV2における例外的な0xfdのサフィックス追加・除去機能を基本送受信関数内にて完全対応
  • いずれ追加される予定のArduino Nano RP2040 Connect用SHIELDでの検証を合わせて終了


技術
DXMIO with IMU向けのライブラリを更新しました。
以前との差異は以下の通りです。
  • フルカラーLEDやVL53L1Xの制御、DACを使ったサウンド再生、DXL追加APIのテスト、C++への対応方法のサンプルを追加
  • 近々リリースするDXMIO用I/Oボードへの対応(主にUSARTがらみ)

  • GCC Developer Liteを介さずにコンパイルできるようmakefileを追加
Dynamixelプロトコルで運用できるIMUとしてのサンプルには変更はありません。

技術
舌の根の乾かぬ内ですが、今のうちにやっておきたかった事を概ねマージしたGCC Developer Liteの最新バージョンを公開しました。
  • 中身は先のバージョンと大差なし
  • ユーザー権限で改変できるフォルダ(ProgramData)をコンパイラやターゲット向けのライブラリ類のインストール先へ変更
  • 不足していたターゲット向けのファイルを追加
  • ライブラリの再構築用バッチファイルやmakefileを再構成
  • インストール前に要求していたファイルシステムの改変をインストーラー内で始末
  • インストール先は変更不可
  • 本来必要ないと思っているが、ドキュメント化する事を嫌ってインストール時の条件をそこそこ厳密に判定
    いずれのパックも同期して適用する事を強いる
またDXLIBDX2LIBは、このGCC Developer Liteを用いて再構築できるように調整したバージョンを公開しています。

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GCC Developer Liteの更新

カテゴリ : 
その他
2022-2-7 10:30
長年放置され続けていたGCC Developer Liteのフルパッケージインストーラの公開を廃止し、IDEと各ターゲット共通で使用されるツールを含む基本パックと、コンパイラに紐づくターゲット向けのパックに分割したインストーラに再構成し、本日公開しました。また今まで新しい製品向けには個別対応としていたインストーラーも廃止し、再度本家本元に順次統合し直します。
  • 基本パック(必須)
    GCC Developer Lite・Simple Term・Flash Writer・openOCD・msys2コマンドラインツールのみを含む
  • H8パック
    各H8マイコンボード用ターゲットファイル・H8 GCC同梱
  • SHパック
    各SH2マイコンボード用ターゲットファイル・SH GCC同梱
  • AVRパック
    各AVRマイコンボード用ターゲットファイル・AVR GCC同梱
  • ARMパック
    各ARMマイコンボード用ターゲットファイル・ARM GCC同梱
  • WINパック
    Windows用GCC同梱
なお一部のターゲットを対象外としていますので、その点を十分留意ください。

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