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USS3アナログ測定

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雑記
2009-7-1 12:13


USS3のアナログ信号をATmega32 EVBに取り込んでみました。
壁との距離がある値を下回るとブザーがなり始め、距離によってブザーの音が変わるようなプログラムにしました。
詳しくはチュートリアルをご覧下さい。

さてさて、回路が同じといってもAX-12+とICS2.0のプロトコルは全く違うので、別途送信コマンドを用意する必要があります(ま、当然ですね)。

ISC2.0のコマンドリファレンスとにらめっこしながら、適当に動かしてみました。

パリティの設定が違うのが、ハマりやすいところでしょうか。

SAM-BA

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雑記
2009-6-26 18:13
Atmel社のAT91SAMシリーズがほぼ標準で持っているSAM-BAという機能。
FLASH WRITERでも対応しており、USB経由であれば特に支障はないのですが、外部クロックの都合などでCOMポート経由で使おうとすると処理時間が劇的に遅くて全く使い物になりません。DBGUしか持っていないAT91SAM7S32では致命傷。
原因はAT91Boot_DLL.dllを使っているからなのですが、Atmel社のアップデートを待っているだけでは延々と解消しそうにないので、何が起こっているのか調べてみました。
結論から言うと送信するファイルを分割してパケット通信している所で、毎回3秒程度の時間待ち(タイムアウト?)が発生しているのが原因でした。
その後詳細に見ていくと、チップ内に予め備わったブートプログラムでそれにかかるコードが見つかりました。FLASH WRITEから呼んでいるAT91Boot_DLL.dllを経由して無理やりパッチをあてる事で訳の分からない時間待ちが無くなり、すっきり解消。

次期GCC Developer Liteにおいては、この辺りの対応がなされたFLASH WRITERを同梱する予定です。

SH7145用のシリアルライブラリ

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その他
2009-6-19 22:17
まずはブログにて恐縮です。
現在公開しているGCC Developer LIte Ver2.1.1.42 r4に同梱されるSH7145F用のターゲットファイルにおいて、SCIを使ったAPIが軒並み破綻している様に思われます。
ひとまず以下の手順で最適化を止めてライブラリを再構築する事で回避出来ます。
  1. 「C:\Program Files\BestTech\GCC Developer Lite\TARGET\7145F\makelib.bat」をテキストエディタで開く
  2. 4行目に含まれる「-O2」(オーツー)を「-O0」(オーゼロ)に書き換えて保存
  3. makelib.batを実行しライブラリを再構築
検証不足で申し訳ありません。 近日中に根本的な改修を行います。

ZEAL

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雑記
2009-6-18 20:33
ZEALコードレスアダプタはZEAL-C01という無線モジュールをCOMポートにつなぐ用途で用意していますが、今更COMポートなのかな?というのと、ZEAL-C01を単体で利用したいというご要望もありまして、簡単なピッチ変換基板モドキを試しにこさえてみました。

細かいピッチで並んだ何十ピンもあるコネクタも、最低限必要な端子数は知れています。その中から割り切って8ピン分のヘッダに配線してみました。


こんな感じに亀の子状態に合体すれば完成です。これならばちょっと試しにブレッドボードに挿してみようかなという気にはなるかなと。

openocdのビルドで

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雑記
2009-6-11 21:35
最近かなりバリバリと細かいパッチが当たってるので放置してたが、ちょっとばかりアップデートして試してみた。が、どのようにしてもマトモに動かない。
J-LINKではサラッと動くトコを見るとft2232依存っぽい。どうもjtag_kHzの挙動が予想と違う感じと思ってデバッグしてみると、FT2232Hのサポートが影響してた。
configure時に無指定だと--enalbe-ftd2xx-highspeedになるので、--disable-ftd2xx-highspeedを追記してみると解決するでしょう。

6/21追記:
svn 2295からデフォルトでwant_ftd2xx_highspeedがnoになったので、追加しないでも支障は無くなりました。

中規模なシステムを組むのに、何かと便利なATmega128マイコンボード

シリアルポートが2ch用意されているので、最近流行のスマートアクチュエータも動かすことができます。試しに、KONDOのKRS-401x(シリアルモード)とベステクのAX-12+の両方を動かせるボードを作ってみました。

使っている回路は同じ。電源電圧も同じ(DC12V)なので、ケーブルを付け替えるだけで両方の動作を確認できます。

追々、これを動かす様子も紹介していきたいと思います。