ブログ - at91sam7s/xの起動処理

at91sam7s/xの起動処理

カテゴリ : 
雑記
2009-12-3 0:35
ずーっと使いながら時々気になっていたことって良くあるものです。別のせいにしてお茶を濁してることもしばしば。at91sam7s/xでも似たようなことがって、あまり手を入れていなかった所に地雷が仕掛けられていました。それがPLLの初期化。
とりあえず現状でも動くのですが、起動させる条件(たとえばデバッガを使っていたりRAMでブートさせるといったと時)によって時折動かない事が起こり得えます。これはCPUの動作クロックを設定する部分に起因していて、フラグが意図通り変化しない場合に陥ります。openocdがガンガンバージョンアップしていく過程で明らかになった部分で、アセンブラであったこともあり気付くのに時間を要してしまいました。
GCC Developer Lite本体のWindows Vista/7対応レベルの向上、sam7s/xのx64環境でのUSBシリアルエミュレーションドライバ対応、sam7s/xのRAMデバッグ環境の見直し、FDIIIライブラリのバグフィクスと合わせて近々更新する予定です。

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