3: 2013-09-26 (木) 20:14:05 yoshida ソース 4: 2013-09-27 (金) 09:38:37 yoshida ソース
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-TITLE:BTA031B/BTA032B 相撲ロボット4駆車体マニュアル+TITLE:BTA031B/BTA032B 相撲ロボット4駆マニュアル
#norelated #norelated
#contents #contents
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**概要 [#w10a0fe7] **概要 [#w10a0fe7]
相撲ロボット用の車体キットです。~ 相撲ロボット用の車体キットです。~
-車体・モータ・タイヤだけから成る「''BTA031B 相撲ロボット4駆車体''」と、センサ・ユニバーサルドライバがセットになった「''BTA032B 相撲ロボット4駆Basic(車体+センサ+ユニバーサルドライバ)''」の2種類があります。~ +''BTA031B 相撲ロボット4駆''」は車体・モータ・タイヤ等の機構部品で構成されます。~ 
- +''BTA032B 相撲ロボット4駆Basic''」は機構部品にセンサやモータアンプが装備されますので、バッテリを別途装備する事ですぐに運転する事が出来ます。
-【注記】~ +
-※バッテリーは販売していません。最適な物を準備下さい。~ +
-※シャシにブレードは付いていません。必要に応じて準備下さい。+
**主な仕様 [#d65410dc] **主な仕様 [#d65410dc]
|商品番号 |BTA031B&br;BTA032B | |商品番号 |BTA031B&br;BTA032B |
|重量 |BTA031B:約1200g &br;BTA032B:約1300g | |重量 |BTA031B:約1200g &br;BTA032B:約1300g |
-|モーターギヤヘッド減速比 |1:10 | +|モータギヤヘッド減速比 |1:10 | 
-|台車ギヤトレイン減速比 |1:6.43 |+|ギヤトレインモジュール減速比 |1:6.43 | 
 + 
 +**構成 [#j569ff5a] 
 + 
 +||| 名称 | 数量 | 備考 |h 
 +|BTA032B|BTA031B|1.[[モータ>#i472f3d8]] | 2 | | 
 +|^|^|2.[[ギヤトレインモジュール>#hd7ae9d3]] | 2 | | 
 +|^|^|3.[[タイヤモジュール>#n334d823]] | 4 | | 
 +|^|^|4.[[ボディー>#o5a2bb0a]] | 1 | | 
 +|^|^|5.[[カバー>#r1bc5bd4]] | 1 | | 
 +|^|6.[[800mm光センサ>BTE023]] || 3 |配線済 | 
 +|^|7.[[IRPXセンサ>BTE007]] || 2 |配線済 | 
 +|^|8.[[ユニバーサルドライバ3.5>UD3.5]] || 1 |装着済 | 
 + 
 +#ref(BTA031B_list.png)
-**構成部品 [#a5884234] +#ref(BTA031B_dimension.png)
-||| 名称 | 個数 | 備考 | +
-|BTA032B|BTA031B|[[モータ+ピニオンキット>#i472f3d8]] | 2 | | +
-|^|^|[[ギヤトレインキット>#hd7ae9d3]] | 2 | | +
-|^|^|[[タイヤキット>#n334d823]] | 4 |タイヤ径37.5mm | +
-|^|^|[[ボディー>#o5a2bb0a]] | 1 | | +
-|^|^|[[カバー>#r1bc5bd4]] | 1 | | +
-|^|[[800mm光センサ>BTE023]] || 3 |配線済 | +
-|^|[[IRPXセンサ>BTE007]] || 2 |配線済 | +
-|^|[[ユニバーサルドライバ3.5>UD3.5]] || 1 | |+
-**構成図 [#af2f3724] +***モータ [#i472f3d8]
-#ref(BTA031B_body.png,80%) +
-**外形寸法図 [#p9f0625a] +
-#ref(BTA031B_dimension.png,95%) +
-**モータ+ピニオンキット [#i472f3d8]+
|40|40|80|c |40|40|80|c
|重量 |約190g || |重量 |約190g ||
Line 46: Line 44:
|^|モジュール |0.8 | |^|モジュール |0.8 |
|^|歯数 |16 | |^|歯数 |16 |
-|止めねじ |M3 |+|^|止めねじ |M3 |
-◆構成図+
#ref(BTA031B_motor.png,95%) #ref(BTA031B_motor.png,95%)
-**ギヤトレインキット [#hd7ae9d3]+***ギヤトレインモジュール [#hd7ae9d3]
|40|40|80|c |40|40|80|c
|重量 |約110g || |重量 |約110g ||
Line 64: Line 61:
|^|歯数 |14 | |^|歯数 |14 |
|シャフト |材質 |ステンレス | |シャフト |材質 |ステンレス |
-◆構成図 
#ref(BTA031B_gearbox.png,100%) #ref(BTA031B_gearbox.png,100%)
-**タイヤキット [#n334d823]+#ref(BTA031B_bracket.png,95%) 
 + 
 +***タイヤモジュール [#n334d823]
|40|40|80|c |40|40|80|c
|重量 |約60g || |重量 |約60g ||
Line 75: Line 73:
|^|モジュール |1.0 | |^|モジュール |1.0 |
|^|歯数 |30 | |^|歯数 |30 |
-|シャフト |材質 |ステンレス | 
-◆構成図 
#ref(BTA031B_tire.png,100%) #ref(BTA031B_tire.png,100%)
 +※タイヤとホイールは接着されていません。必要に応じて接着剤等で固定して下さい。
-**ボディ [#o5a2bb0a]+***ボディ [#o5a2bb0a]
|40|80|c |40|80|c
|重量 |約210g | |重量 |約210g |
|材質 |アルミ | |材質 |アルミ |
|板厚 |4.0mm | |板厚 |4.0mm |
-シャシ穴位置図 
#ref(BTA031B_chassis.pdf,100%) #ref(BTA031B_chassis.pdf,100%)
-※シャシカバー取付穴以外は全てのネジ穴が使用できます。 
-**カバー [#r1bc5bd4]+***カバー [#r1bc5bd4]
|40|80|c |40|80|c
|重量 |約150g | |重量 |約150g |
Line 94: Line 89:
|板厚 |2.0mm | |板厚 |2.0mm |
-**配線 [#l54f204c+**使用方法 [#d3757431
-BTA032Bにおける配線は[[こちら>UD3.5#k101e62f]]に準じます。+***BTA032Bの配線 [#r418a3f3] 
 +BTA032Bは[[こちら>UD3.5#k101e62f]]に準じてユニバーサルドライバとモータ・センサ間が配線されています。~ 
 +別途MPU・センサ電源とモータ電源が必要となりますので、同梱されるコネクタキットを利用してユニバーサルドライバへ供給して下さい。
-**使用方法 [#j36ae8b2] +***BTA032の運用 [#j36ae8b2] 
-まずは[[ユニバーサルドライバ3.5>UD3.5]]のドキュメントをご参照下さい。その他のコンポーネントについては[[800mm光センサ>BTE023]][[IRPXセンサ>BTE007]]のドキュメントをご参照下さい。~ +各コンポーネントのドキュメントを参照下さい。 
-なお、ユニバーサルドライバ3.5のドキュメントで公開している[[サンプルプログラム>UD3.5#wdaaa367]]に内包された相撲ロボットのサンプルプログラム(sample16(SUMOU_AUTO1).c/sample17(SUMOU_AUTO2).c)をご使用される場合は、コメントアウトされた_USE_UD35の宣言を有効にしてコンパイルして下さい。+-[[ユニバーサルドライバ3.5>UD3.5]] 
 +-[[800mm光センサ>BTE023]] 
 +-[[IRPXセンサ>BTE007]] 
 + 
 +なお、[[サンプルプログラム>UD3.5#wdaaa367]]に同梱される sample16(SUMOU_AUTO1).c ないし sample17(SUMOU_AUTO2).c を使用する際は、ソース中の以下のコメント行を有効にした上でコンパイルして下さい。
#html{{ #html{{
<pre class="brush:c;toolbar:false"> <pre class="brush:c;toolbar:false">
Line 114: Line 115:
}} }}
-**モータ交換 [#bc842637] +***モータ交換 [#bc842637] 
-車体に標準で搭載されているモータはTAMIYA380K10ですが、TAMIYA540K10とMAXON RE35にも対応した設計となっています。~ +車体に標準で搭載されているモータTAMIYA380K10とは別に、TAMIYA540K10やMAXON RE35といったモータにも対応します。交換する際の手順を以下に示します。 
-◆モーター交換手順~ ++ギヤトレインキットをボディーから外す。 
-+ギヤトレインキットをボディーから外します。 ++ギヤトレインキットからタイヤキットを外す。 
-+ギヤトレインキットからタイヤキットを外します。 ++ギヤトレインキットのブラケット1とブラケット2を繋ぎ止めているタイヤ側の小ネジを外す。 
-+ギヤトレインキットのブラケット1とブラケット2を繋ぎ止めているタイヤ側の小ネジを外します。 ++ギア1を付けたままシャフトをブラケット1から取り外す。 
-+ギア1を付けたままシャフトをブラケット1から取り外します。 ++モータを止めている小ネジを外す。 
-+モータを止めている小ネジを外します。 ++交換するモータをブラケット1の取付穴の位置に合わせてネジを締める。ネジはモータに応じて別途用意のこと。 
-+新しいモータをブラケット1の取付穴の位置に合わせてネジを締めます。~ ++分解とは逆に組み立てる。
-~MAXON用のM2.5の小ネジは付属しません。 +***注意事項 [#b7ab6fe9]
-+分解とは逆に組み立てます。+
- +
-◆ブラケット1モーター取付穴 +
-#ref(BTA031B_bracket.png,95%)+


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