2: 2009-06-19 (金) 18:18:32 sho ソース 3: 2009-06-27 (土) 03:55:14 sho ソース
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TITLE:BTC067 ATmega168マイコンボードマニュアル TITLE:BTC067 ATmega168マイコンボードマニュアル
**概要 [#ifa0c9a5] **概要 [#ifa0c9a5]
-ATmega168マイコンボードはAVRシリーズのATmega168を搭載したマイコンボードです。+Atmel社製ATmega168を搭載したマイコンボードです。 
**基本仕様 [#kc76bc1e] **基本仕様 [#kc76bc1e]
-|商品番号 |BTC066 |+|商品番号 |BTC067 |
|リビジョン |E047B | |リビジョン |E047B |
|CPU |[[Atmel ATmega168:http://www.atmel.com/dyn/produ​cts/product_card.asp?part_id=2014]] | |CPU |[[Atmel ATmega168:http://www.atmel.com/dyn/produ​cts/product_card.asp?part_id=2014]] |
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|付属品 |コネクタキット(3pin 22-03-5035/50-37-5033 各2個, 4pin 22-03-5045/50/37-5043 各2個, ターミナル 08-70-1040) | |付属品 |コネクタキット(3pin 22-03-5035/50-37-5033 各2個, 4pin 22-03-5045/50/37-5043 各2個, ターミナル 08-70-1040) |
|環境配慮 |RoHS準拠,鉛フリー半田 | |環境配慮 |RoHS準拠,鉛フリー半田 |
 +
**外観 [#jdfd79f7] **外観 [#jdfd79f7]
|  top                        | bottom                      | |  top                        | bottom                      |
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[[GCC Developer Lite>GCC Developer Lite]]では1つのソースプログラムのみを対象とするため、機能別にソースを分割して編集やコンパイルするといった使い方は出来ません(完全にできないという訳でもありません)。だからと言って全ての機能を一つのソースに記述する事は、プログラムの見通しが悪くなりバグの温床になりかねません。~ [[GCC Developer Lite>GCC Developer Lite]]では1つのソースプログラムのみを対象とするため、機能別にソースを分割して編集やコンパイルするといった使い方は出来ません(完全にできないという訳でもありません)。だからと言って全ての機能を一つのソースに記述する事は、プログラムの見通しが悪くなりバグの温床になりかねません。~
そこで、複数のソースに分割する事無くある程度のソースプログラムサイズでコーディングするために、頻繁に使用されるであろう一部の機能が専用のライブラリとして提供されます。~ そこで、複数のソースに分割する事無くある程度のソースプログラムサイズでコーディングするために、頻繁に使用されるであろう一部の機能が専用のライブラリとして提供されます。~
-GCC Developer Liteを標準的な環境のPCへインストールすると、「C:\Program Files\BestTech\GCC Developer Lite\TARGET\SAM7S」フォルダに必要なファイルがコピーされます。必要に応じて本フォルダを参照できますし、ユーザがソースを修正しライブラリを再構築する事も可能です。+GCC Developer Liteを標準的な環境のPCへインストールすると、「C:\Program Files\BestTech\GCC Developer Lite\TARGET\ATmega168_RS485」フォルダに必要なファイルがコピーされます。必要に応じて本フォルダを参照できますし、ユーザがソースを修正しライブラリを再構築する事も可能です。
-''スタートアップルーチン'' -''スタートアップルーチン''
~C言語で作成したプログラムを実行させるために、アセンブラないしC言語で記述された必要最低限の初期化処理プログラムです。~ ~C言語で作成したプログラムを実行させるために、アセンブラないしC言語で記述された必要最低限の初期化処理プログラムです。~
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-''リンカスクリプトファイル'' -''リンカスクリプトファイル''
~実行条件に応じたメモリの割り当てを記述したファイルです。コンパイル時にリンカが参照し、コードの最終的な配置が決定されます。~ ~実行条件に応じたメモリの割り当てを記述したファイルです。コンパイル時にリンカが参照し、コードの最終的な配置が決定されます。~
-'''atmega32.x'''~+'''atmega168.x'''~
-''内蔵ペリフェラルのレジスタ名定義ヘッダファイル'' -''内蔵ペリフェラルのレジスタ名定義ヘッダファイル''
~マイコンに内蔵された各種ペリフェラルが持つレジスタは、決められたメモリ上のアドレスに配置されています。それらレジスタをアドレスではなくレジスタ毎に決められた名称を使い、変数のようにアクセスするためのマクロ定義が記述されています。~ ~マイコンに内蔵された各種ペリフェラルが持つレジスタは、決められたメモリ上のアドレスに配置されています。それらレジスタをアドレスではなくレジスタ毎に決められた名称を使い、変数のようにアクセスするためのマクロ定義が記述されています。~
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本マイコンには複数のシリアルポートが備わっており、制御方法も多種多様なため、それに応じてライブラリとして提供する通信用APIも多くなっています。~ 本マイコンには複数のシリアルポートが備わっており、制御方法も多種多様なため、それに応じてライブラリとして提供する通信用APIも多くなっています。~
--''PIO初期化API'' +-''ライブラリファイル'' 
-~煩雑なPIOの初期化を簡便に行うためのAPIです。Atmel社の提供するサンプルコードと互換性を持っています。~+~各APIをコンパイルし、一つのライブラリファイルにアーカイブして提供します。~ 
 +'''makelib.bat''' (APIをコンパイルし、アーカイブするバッチ)~ 
 +'''libm168.a''' (makelib.batで作成されるライブラリファイル)~
--''IRQ/FIQ制御API'' 
-~IRQとFIQの各割り込みを制御するには、コンパイラに依存するコードが必要です。簡便のためAPIとして提供します。~ 
- 
--''ライブラリファイル'' 
-~各APIとremap.cをコンパイルし、一つのライブラリファイルにアーカイブして提供します。~ 
-'''makelib.bat''' (APIをARMモードでコンパイルし、アーカイブするバッチ)~ 
-'''libm32.a''' (makelib.batで作成されるライブラリファイル)~ 
**サンプルプログラム [#h809814c] **サンプルプログラム [#h809814c]


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