2: 2009-11-18 (水) 14:27:18 sho | 3: 2009-11-18 (水) 18:43:31 sho | ||
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Line 1: | Line 1: | ||
- | *C言語の基礎 [#z5920a7e] | + | **基本 [#o84a22ef] |
+ | ***2進数 [#ea68bb60] | ||
+ | 私たちが普段使っているのは10進数です。 | ||
+ | |||
+ | |||
+ | ***変数 [#ib843ca5] | ||
+ | 変数は数値や文字を置いておく入れ物です。~ | ||
+ | 使い始める前に「このようなデータを入れるこんな名前の入れ物を使います」と宣言しなければなりません。 | ||
+ | #ref(variable1.png,100%) | ||
+ | 「int型のデータを入れるaという名前の入れ物を使います」と宣言しています。 | ||
+ | int型というのは4バイトの整数という意味です。~ | ||
+ | ※システムによっては異なる場合があります | ||
+ | #ref(variable2.png,100%) | ||
+ | a=24; | ||
+ | は変数aに24という整数を入れることになります。 | ||
+ | |||
+ | ***データ型 [#n1ebdc94] | ||
+ | 変数を宣言する際にはどのようなデータなのかを言う必要がありました。 | ||
+ | この「どのようなデータなのか」というのを型と言います。 | ||
+ | 型には以下があります。 | ||
+ | |char|1バイト|-128~127| | ||
+ | |unsigned char|1バイト|0~255| | ||
+ | |short|2バイト|-32768~32767| | ||
+ | |unsigned short|2バイト|0~65535| | ||
+ | |long|4バイト|-2147483648~2147483647| | ||
+ | |unsigned long|4バイト|0~4294967295| | ||
+ | |int|4バイト|-2147483648~2147483647| | ||
+ | |unsigned int|4バイト|0~4294967295| | ||
+ | ※int型はシステムによっては異なる場合があります | ||
+ | |||
+ | |||
**制御文 [#b3400d86] | **制御文 [#b3400d86] | ||
+ | ***printf文 [#ua9b7908] | ||
+ | 文字や変数の値などを表示する時に使います。~ | ||
+ | |||
+ | GCC Developer LiteでマイコンボードやFDIII-HCにプログラムを書き込む場合、C言語のprintf文を使用することはできませんので、それに相当する関数がそれぞれのライブラリに用意されています。~ | ||
+ | 例えばFREEDOMライブラリには、fd_printf文が用意されています。ここではprintfと書きますので、それぞれのライブラリに合わせて読み替えて下さい。 | ||
+ | #ref(printf1.png,100%) | ||
+ | printfの()内の"に挟まれた文字をそのまま表示しています。 | ||
+ | ---- | ||
+ | #ref(printf2.png,100%) | ||
+ | aという変数の値を表示しています。変数の値は" "内の%dの部分に表示されます。%dの部分に何を表示するかを" "の後に,で区切って書きます。~ | ||
+ | %dは整数を表示します。その他に以下があります。~ | ||
+ | 但し使用するライブラリによって使用できるものは異なります。 | ||
+ | |%d|整数を10進数で表示|5, -17 など| | ||
+ | |%f|実数|0.3, 3.8 など| | ||
+ | |%c|文字|'G' など| | ||
+ | |%s|文字列|"Hello" など| | ||
+ | |%o|整数を8進数で表示|12, 23 など| | ||
+ | |%b|整数を2進数で表示|10, 1011 など| | ||
+ | |%u|整数を符号なし10進数で表示|37,2093 など| | ||
+ | |%x|整数を16進数で表示|1A, B89E など| | ||
+ | ※FREEDOMライブラリのfd_printfでは%fを使用できません。 | ||
+ | ---- | ||
+ | #ref(printf3.png,100%) | ||
+ | %とdの間に数値を入れるとその桁数で表示します。空いている桁にはスペースが入れられます。~ | ||
+ | さらに数値の前に0を付けると空いている桁には0が入れられます。~ | ||
+ | |||
+ | \n | ||
+ | は改行です。 | ||
+ | \r | ||
+ | は復帰(同じ行の頭から再び表示する)です。 | ||
+ | |||
+ | |||
***if文 [#c6144380] | ***if文 [#c6144380] | ||
- | if文は「もし○○だったら△△する。それ以外だったら□□する」というような、条件によって実行することを分けるときに使います。 | + | if文は「もし○○だったら△△する。それ以外だったら□□する」というような、条件によって実行することを分ける時に使います。 |
#ref(if1.png,100%) | #ref(if1.png,100%) | ||
「もし○○だったら△△する」というif文です。~ | 「もし○○だったら△△する」というif文です。~ |