9: 2010-01-19 (火) 12:31:32 sho | 10: 2010-01-20 (水) 19:14:52 sho | ||
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Line 4: | Line 4: | ||
**条件分岐 [#g83f7d2f] | **条件分岐 [#g83f7d2f] | ||
- | 処理の流れを描いた図を見て下さい。次はセンサ値とある閾値を比較するというところです。センサ値の範囲は0~255である事を確認しました。閾値はとりあえず100にします。後で必要に応じて調節して下さい。~ | + | 処理の流れを描いた図を見て下さい。次はセンサ値とある閾値を比較するというところです。センサ値の範囲は0~255である事を確認しました。閾値は例として100にします。後で必要に応じて調節して下さい。~ |
#ref(Warning_pp1.png,100%) | #ref(Warning_pp1.png,100%) | ||
もしセンサ値が100以下なら何もしない、100より大きければブザーを鳴らすという条件分岐です。条件分岐はif文を使います(if文については[[Chapter1.4のif文>FDIII-HC Starter Kit Guide Chapter1.4#c6144380]]を参照して下さい)。~ | もしセンサ値が100以下なら何もしない、100より大きければブザーを鳴らすという条件分岐です。条件分岐はif文を使います(if文については[[Chapter1.4のif文>FDIII-HC Starter Kit Guide Chapter1.4#c6144380]]を参照して下さい)。~ | ||
Line 20: | Line 20: | ||
fd_DXWriteByteData (100, 40, 10); | fd_DXWriteByteData (100, 40, 10); | ||
fd_DXWriteByteData (100, 41, 10); | fd_DXWriteByteData (100, 41, 10); | ||
- | と入力して下さい。 | + | と入力して下さい。1行目は音階、2行目は音の長さを指定します。~ |
fd_DXWriteByteDataはAX-S1やAX-12+に1バイトのデータを書き込むための関数です。 | fd_DXWriteByteDataはAX-S1やAX-12+に1バイトのデータを書き込むための関数です。 | ||
#ref(Warning_pp3.png,100%) | #ref(Warning_pp3.png,100%) | ||
Line 29: | Line 29: | ||
''第2引数''は、コントロールテーブルのアドレスです。[[Chapter1.1のAX-S1コントロールマップ>FDIII-HC Starter Kit Guide Chapter1.1#u70f1fa1]]を見て下さい。アドレス40は音階、アドレス41は音の長さです。~ | ''第2引数''は、コントロールテーブルのアドレスです。[[Chapter1.1のAX-S1コントロールマップ>FDIII-HC Starter Kit Guide Chapter1.1#u70f1fa1]]を見て下さい。アドレス40は音階、アドレス41は音の長さです。~ | ||
- | ''第3引数''書き込むデータです。ここではそれぞれ適当に10を入れました。ソの音を1秒(10×0.1秒)鳴らすことになります~ | + | ''第3引数''書き込む値です。ここでは例としてそれぞれ10を入力しました。ソの音を1秒(10×0.1秒)鳴らすことになります。~ |
+ | |||
+ | AX-S1のアドレス40はブザーの音階です。詳細は[[AX-S1コントロールテーブルのBuzzer Data 0>http://www.besttechnology.co.jp/modules/knowledge/?AX-S1%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%86%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%AB#h7380696]]を参照して下さい。 | ||
+ | |||
+ | AX-S1のアドレス41はブザーの音の長さです。0.1秒単位で音の長さを調節します。詳細は[[AX-S1コントロールテーブルのBuzzer Data 1>http://www.besttechnology.co.jp/modules/knowledge/?AX-S1%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%86%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%AB#jdce8043]]を参照して下さい。 | ||
**警報器を動かす [#ybaa88fa] | **警報器を動かす [#ybaa88fa] | ||
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} | } | ||
} | } | ||
- | プログラムが完成しました。隙間を含めてもたったの16行です。如何ですか?~ | + | プログラムが完成しました。空行を含めてもたったの16行です。如何ですか?~ |
意外と簡単だと感じられたでしょうか?~ | 意外と簡単だと感じられたでしょうか?~ | ||
それではプログラムを書き込んで動かしてみましょう。~ | それではプログラムを書き込んで動かしてみましょう。~ | ||
Line 55: | Line 59: | ||
ここでは書き込み方法を簡単に説明します。詳細は[[Chapter1.3の動作確認>FDIII-HC Starter Kit Guide Chapter1.3]]を参照して下さい。~ | ここでは書き込み方法を簡単に説明します。詳細は[[Chapter1.3の動作確認>FDIII-HC Starter Kit Guide Chapter1.3]]を参照して下さい。~ | ||
+ | -USBケーブルをFDII-HCから取り外します。 | ||
-FDIIIの電源スイッチをOFFにし、プッシュボタンを押しながらUSBケーブルを差し込みます。 | -FDIIIの電源スイッチをOFFにし、プッシュボタンを押しながらUSBケーブルを差し込みます。 | ||
-メニューの「コンパイル」->「ビルド」をクリックします。 | -メニューの「コンパイル」->「ビルド」をクリックします。 |