20: 2010-01-19 (火) 12:29:43 sho ソース 21: 2010-01-20 (水) 17:43:39 sho ソース
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****Dynamixel AX-S1 [#b34b99ad] ****Dynamixel AX-S1 [#b34b99ad]
#ref(AX-S1.png,100%) #ref(AX-S1.png,100%)
-3方向に備わった赤外線センサによる反射量、輝度計測、マイクによる音量測定やクラップ音カウント、ブザーによるメロディ演奏、赤外線通信などを搭載したセンサユニットです。~+写真の3つの矢印方向に備わった赤外LEDとフォトトランジスタによる反射光量計測、フォトトランジスタのみによる赤外線輝度計測、マイクによる音量測定やクラップ音カウント、ブザーによるメロディ演奏、赤外線通信などを搭載したセンサユニットです。~
こちらもAX-12+同様に内蔵されたマイクロコンピュータによって自動的に計測処理が行われるようになっています。~ こちらもAX-12+同様に内蔵されたマイクロコンピュータによって自動的に計測処理が行われるようになっています。~
なお、形状がAX-12+と酷似していますが、モータを内蔵してないのでホーンは回転しません。 なお、形状がAX-12+と酷似していますが、モータを内蔵してないのでホーンは回転しません。
Line 28: Line 28:
****フレーム [#p73d2ce1] ****フレーム [#p73d2ce1]
#ref(Fream.png,50%) #ref(Fream.png,50%)
-AX-12+およびAX-S1の形状に合わせたプラスチック製の機構パーツです。2種類のフレームをうまく組み合わせることで、様々な形状を作ることができます。+AX-12+およびAX-S1の形状に合わせたプラスチック製の機構パーツです。2種類のフレームを組み合わせることで、様々な形状を作ることができます。
****Dynamixelケーブル(3線) [#mf010e2e] ****Dynamixelケーブル(3線) [#mf010e2e]
#ref(cable.png,50%) #ref(cable.png,50%)
FDIII-HCとAX-12+ないしAX-S1同士を接続するためのケーブルで、3本の線で一組となっています。両端にはコネクタが装備されています。~ FDIII-HCとAX-12+ないしAX-S1同士を接続するためのケーブルで、3本の線で一組となっています。両端にはコネクタが装備されています。~
-Dynamixel RXシリーズ用の4本線のケーブルも存在します。~ 
このケーブルにはコミュニケーションを行うための信号や電源といった電気信号がつながり、人に例えると神経と血管といった重要な役割を果たします。 このケーブルにはコミュニケーションを行うための信号や電源といった電気信号がつながり、人に例えると神経と血管といった重要な役割を果たします。
Line 39: Line 38:
#ref(ACadapter.png,50%) #ref(ACadapter.png,50%)
本製品を動かすための電源は、家庭用のコンセントから必要な電力を取り出すACアダプタを使用します。~ 本製品を動かすための電源は、家庭用のコンセントから必要な電力を取り出すACアダプタを使用します。~
-また、ACアダプタのプラグ形状が接続先のFDIII-HCのジャックと異なるため、形状の変換を目的とした電源延長ケーブルも用意しています。+また、ACアダプタのプラグ形状が電源の供給先であるFDIII-HCのジャックと異なるため、形状の変換を目的とした電源延長ケーブルも用意しています。
**Dynamixelシリーズについて [#v8001e96] **Dynamixelシリーズについて [#v8001e96]
****マルチドロップ接続 [#bff7151b] ****マルチドロップ接続 [#bff7151b]
 +Dynamixelシリーズは1つのネットワークに対してマルチドロップ(芋づる式)接続する方式を採用しています。~
 +実際の配線イメージは以下の図の様になります。
#ref(Dynamixel.png,80%) #ref(Dynamixel.png,80%)
-Dynamixelシリーズはマルチドロップ(数珠つなぎ)で接続することができるので配線が楽です。 
****ID [#eaba0d72] ****ID [#eaba0d72]
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**ブートローダ [#r867583a] **ブートローダ [#r867583a]
-ブートローダはFDIII-HCに予め内蔵された装置を操作するための専用プログラムです。これによって簡単にユーザが作ったプログラムを書き込むことができます。+[[ブートローダ>BTE083 FDIII-HC#g271227d]]はFDIII-HC内のマイコンに備わっているプログラムで、FDIII-HCに内蔵される機能にアクセスする手段を提供します。ここでは自作したプログラムをFDIII-HCへ転送する際に操作する事が主になります。
-手順は下記図のようになります。+ブートローダでの大まかな操作手順は下記のようになりますが、具体的な操作方法は追って説明します。
#ref(bootloder1.png,100%) #ref(bootloder1.png,100%)
-ブートローダのコマンドモードに入り、プログラムを書き込み、プログラムを実行します。プログラムが思った通りに動作しなければ、再びブートローダのコマンドモードに入り、修正したプログラムを書き込み、実行という手順を繰り返します。 
- 
-ブートローダについて詳しくは[[こちら>BTE083 FDIII-HC#g271227d]]をご覧下さい。 
**AX-12+コントロールテーブル [#xa86a787] **AX-12+コントロールテーブル [#xa86a787]
-AX-12+のホーンの位置指令値や現在位置値などの各パラメータ(機器の動作を設定する値、又は機器がセンサ等から取得した値)は、アドレス(各パラメータを番号で表したもの)で表現されます。~ +ここではコントロールテーブルのうち、使用する主なアイテムだけを抜粋して紹介します。~
-ここでは本稿で使用する主なパラメータだけを紹介します。~+
詳しくは[[Dynamixelコントロールテーブル]]を参照して下さい。~ 詳しくは[[Dynamixelコントロールテーブル]]を参照して下さい。~
-各アドレスは1バイトのデータです(バイトについては[[Chapter1.4のビット・バイト>FDIII-HC Starter Kit Guide Chapter1.4]]をご覧下さい)。2バイトで1つのデータを表しているものもあります。 + 
-| アドレス |内容|+| アドレス | アイテム |
| 30 |ゴールポジション(L) | | 30 |ゴールポジション(L) |
| 31 |ゴールポジション(H) | | 31 |ゴールポジション(H) |


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