10: 2009-09-10 (木) 20:22:57 eid7gud ソース 11: 2009-09-11 (金) 03:00:26 eid7gud ソース
Line 6: Line 6:
**基本仕様 [#t3b64c42] **基本仕様 [#t3b64c42]
-無線機器の詳細仕様は[[BTX047 ZEAL]]ページを参照してください。~ 
- 
|RC-100ボタン数|10個(電源ボタンを除く)| |RC-100ボタン数|10個(電源ボタンを除く)|
|電源|RC-100:単三乾電池2本&br;ZEAL単体モジュール:DC3.3V±10%| |電源|RC-100:単三乾電池2本&br;ZEAL単体モジュール:DC3.3V±10%|
Line 19: Line 17:
|#ref(RC-100_TOP.png,40%)|#ref(RC-100_BO​TTOM.png,40%)| |#ref(RC-100_TOP.png,40%)|#ref(RC-100_BO​TTOM.png,40%)|
-5, 6ボタンの間にある赤外発光LEDは機能しない。 -5, 6ボタンの間にある赤外発光LEDは機能しない。
 +-自動待ち受けに設定されたZEAL-C01を内蔵
-****ZEAL単体モジュール [#qabb6082]+****ZEALモジュール [#qabb6082]
#ref(ZEAL.png,40%) #ref(ZEAL.png,40%)
-ZEAL単体モジュールの詳細は[[こちら>BTX047 ZEAL]]。+-ZEALモジュールの詳細は[[こちら>BTX047 ZEAL]]。 
 +-出荷時初期設定は以下の通り~ 
 +同梱されるRC-100に内蔵されるZEAL-C01へ自動接続~ 
 +ボーレートは115.2kbps~ 
 +CN1-3から接続状態を出力(HIGH切断, LOW接続)~ 
 +DIP1は自動モード(DIP1-1:OFF, DIP1-2:ON)
***通信プロトコル [#b865dff2] ***通信プロトコル [#b865dff2]
Line 77: Line 81:
ZEALモジュールをマイコンボード等を介して自作のロボットや制御装置等に組込み、RC-100でワイヤレスコントロールします。 ZEALモジュールをマイコンボード等を介して自作のロボットや制御装置等に組込み、RC-100でワイヤレスコントロールします。
***ZEALモジュールの組み込み [#e70b9151] ***ZEALモジュールの組み込み [#e70b9151]
 +図のようにターゲットと配線します。DIP1は自動モード(DIP1-1:OFF, DIP1-2:ON)に設定しておきます。
#ref(RC-100B_2.png,70%) #ref(RC-100B_2.png,70%)
-上図のように配線します。ディップスイッチは自動モード(DIP-1:OFF, DIP-2:ON)に設定します。+無線接続の確立状態は3pinをモニタする事で行えます。~ 
 + 
 +通信速度は115.2kbpsがデフォルトとなっていますが、下記の手順を経て変更する事もできます。 
 ++ZEALモジュールを[[BTX026]]に装着する。 
 ++BTX026のDIPスイッチは全てOFFにする。 
 ++ZEALモジュールのDIP1を設定モード(DIP1-1:ON, DIP1-2:OFF)にする。 
 ++BTX026をPCのシリアルポートに接続し電源を供給する。 
 ++適当なシリアルターミナルクライアントで9600bps,ノンパリティ,データビット8,ストップビット1の設定でシリアルポートを開く。 
 ++使用するボーレートによって以下のコマンドを入力しエンターキーを押す(一例)~ 
 + ボーレート: コマンド 
 + 115200bps:  BTB1152 
 + 57600bps:  BTB576 
 + 38400bps:  BTB384 
 + 9600bps:    BTB96 
 + 4800bps:    BTB48 
 + 2400bps:    BTB24 
 + 2400bps:    BTB12 
 +なお入力したコマンドはターミナルクライアント自身でエコーバックしない限り見ることはできない。成功すると ACKN、失敗すると NG12 が返る。成功すると即時ZEAL-C01のボーレートが変わってしまうので、再度変更する場合はBTX026のリセットボタンを押して再度コマンドを入力する。 
 ++BTX026への電源供給を断ち、ZEALモジュールのDIP1を自動モード(DIP1-1:OFF, DIP1-2:ON)に戻す。 
***RC-100の準備 [#q3484d7c] ***RC-100の準備 [#q3484d7c]
RC-100の裏面にある電池カバーを外し、単三乾電池2本をRC-100に向きを間違えないよう装着します。なお乾電池は付属しませんので、別途用意して下さい。 RC-100の裏面にある電池カバーを外し、単三乾電池2本をRC-100に向きを間違えないよう装着します。なお乾電池は付属しませんので、別途用意して下さい。
Line 84: Line 108:
***電源のON/OFF [#hd085996] ***電源のON/OFF [#hd085996]
-コントローラ中央の電源ボタンを押し続けると緑色のLEDが高速でブリンクし、赤色のLEDがフラッシュするまでさらに押し続ける事で電源が入ります(その間約3秒)。その後ワイヤレス接続が確立するまでは赤色のLEDが約0.5秒間隔でフラッシュし続け、ワイヤレス接続が確立すると約2秒間隔でフラッシュするようになり、選択したプロトコルに従って通信を行えるようになります。なお、接続が確立している間に電源ボタン以外を押下している間は緑色のLEDが高速で点滅します。+コントローラ中央の電源ボタンを押し続けると緑色のLEDが高速でブリンクし、赤色のLEDがフラッシュするまでさらに押し続ける事(その間約3秒)で電源がONになります。その後ワイヤレス接続が確立するまでは赤色のLEDが約0.5秒間隔でフラッシュし続け、ワイヤレス接続が確立すると約2秒間隔でフラッシュするようになり、選択したプロトコルに従って通信を行えるようになります。なお、接続が確立している間に電源ボタン以外を押下している間は緑色のLEDが高速で点滅します。
-電源がONの状態で再度電源ボタンを3秒以上長押しすると電源が切れ、いずれのLEDもブリンクが停止します。また電源がONの状態で2分程度ボタンを押さない場合は、自動的に電源をOFFにします。+電源がONの状態で再度電源ボタンを3秒以上長押しすると、全てのLEDのブリンクが停止し電源がOFFになります。また電源がONの状態で2分程度ボタンを押さない場合は、自動的に電源をOFFにします。
***通信プロトコルの切り替え [#zeb90fcd] ***通信プロトコルの切り替え [#zeb90fcd]
Line 98: Line 122:
一度設定すると電源を切っても設定が保持されます。 一度設定すると電源を切っても設定が保持されます。
 +*注意事項 [#hcb4d913]
 +**無線の接続状態 [#o7c38c73]
 +再接続はZEAL-C01自体が自動的に行いますので、無線の接続を励起する目的で電源を意図的にON/OFFさせる必要はありません。~
 +また、電池の残量は計測していませんので、使用環境に応じて必要と思われる容量の単三型乾電池を利用して下さい。電池の残量が少ない状態で使用していると頻繁に無線接続が切断するようになり、最終的にはRC-100自体が再起動を繰り返す事になります。
 +
 +**使用環境 [#d0c5a61a]
 +無線機器の使用を禁じている場所がありますので、そういった場所での使用は行わないで下さい。場合によっては他の機器の動作に支障をきたす恐れがあります。
 +
 +**保管 [#ca4fa1e7]
 +不用意にRC-100の電源ボタンが押されて電源が入ってしまうと、気付かないうちに電池が消耗してしまいます。長時間使用しない場合や運搬時は電池の消耗を防ぐためにも電池を取り外しておく事をお勧めします。


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