1: 2022-06-26 (日) 00:03:28 takaboo ソース 現: 2022-07-17 (日) 11:47:23 takaboo ソース
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#norelated #norelated
#contents #contents
-[[ショップページへ>https://www.besttechnology.co.jp/modules/onli​neshop/index.php]]~+[[ショップページへ>http://www.besttechnology.co.jp/modules/onli​neshop/index.php?fct=photo&p=265]]
#ref(E186_3D.png) #ref(E186_3D.png)
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//Total 14000~ //Total 14000~
-**はじめに [#z4c1850e] +**概要 [#z4c1850e] 
-本製品はDynamixelを扱うにあたって基本的な事項を把握する事を目的とし、PCを除き必要な装置を全て含んだキットとなります。~+本製品はDynamixelを扱うにあたり基本的な事項を把握する事を目的としたキットです。別途PCと電源を用意するだけで、Dynamixelを運転する最低限の装置が一通り揃います。~
PCをホストとしたプログラムによってDynamixelへの理解が進めば、DXMIOにの組み込みプログラミングにチャレンジしたり、Dynamixelを追加して自身のアプリケーションに組み込むといった事が可能です。 PCをホストとしたプログラムによってDynamixelへの理解が進めば、DXMIOにの組み込みプログラミングにチャレンジしたり、Dynamixelを追加して自身のアプリケーションに組み込むといった事が可能です。
**DYNAMIXEL Starter Kit Bの特徴 [#a7b06041] **DYNAMIXEL Starter Kit Bの特徴 [#a7b06041]
--[[DXMIO]]・[[I/Oボード>#f771658c]]・[[XL330-M288-T]] x3・フレーム類・USBケーブル・ACアダプタを同梱+-[[DXMIO>BTE098B]]・[[I/Oボード>#f771658c]]・[[XL330-M288-T]] x3・フレーム・USBケーブル・ACアダプタを同梱
-はんだ付け不要 -はんだ付け不要
--PCもしくはDXMIOのいずれかをホストとして選択可+-PCもしくはDXMIOのいずれかをホストとして選択し使用 
 +-Windows PCさえあれば一通り動作検証を行うためのハードウェアの準備が整う
**Starter Kitの仕様 [#t02fa2d1] **Starter Kitの仕様 [#t02fa2d1]
***同梱内容 [#d02e7671] ***同梱内容 [#d02e7671]
| 型式等 | 数量 | 備考 |h | 型式等 | 数量 | 備考 |h
-|DXMIO with IMU | 1|[[BTE098]] |+|DXMIO with IMU | 1|[[BTE098B]] |
|I/Oボード| 1|[[E186>#f771658c]] | |I/Oボード| 1|[[E186>#f771658c]] |
 +|スペーサー | 4| |
 +|ジャンパ| 8|I/Oボード用 |
|Dynamixel | 3|[[XL330-M288-T]] | |Dynamixel | 3|[[XL330-M288-T]] |
|フレーム | 3|[[FPX330-H101]] | |フレーム | 3|[[FPX330-H101]] |
-|USBケーブル| 1| | +|USBケーブル| 1|type A <-> type C
-|ACアダプタ| 1|6V/2.8A +|ACアダプタ| 1|6V/2.8A
--info+-DXMIOにはEHコネクタを実装せず、I/Oボードへ装着するためのピンヘッダを装着済み
**I/Oボードの仕様 [#f771658c] **I/Oボードの仕様 [#f771658c]
Line 42: Line 45:
|寸法|>|約40.0×40.0×14.6mm | |寸法|>|約40.0×40.0×14.6mm |
|重量|約10g |<| |重量|約10g |<|
-|電源|5V|USBバスパワー&br;VDDが印可されている場合はDXMIO上のLDOから供給|+|電源|5V|USBバスパワー&br;VDDが印加されている場合はDXMIO上のLDOから供給|
|~|VDD|DC5~24V&br;Dynamixelの電源仕様に合わせてCN2ないしCN3より供給| |~|VDD|DC5~24V&br;Dynamixelの電源仕様に合わせてCN2ないしCN3より供給|
|各I/F仕様|USB|USB 2.0 FS&br;ESD保護 MM=±400V, HBM=±8kV | |各I/F仕様|USB|USB 2.0 FS&br;ESD保護 MM=±400V, HBM=±8kV |
Line 125: Line 128:
****CN5~CN8 [#w6769bd1] ****CN5~CN8 [#w6769bd1]
#ref(E186_CN5_CN8.png) #ref(E186_CN5_CN8.png)
--RS-458 I/F+-RS-485 I/F
#ref(DXLSHARE/RS485_IF.png) #ref(DXLSHARE/RS485_IF.png)
-電源と通信用信号ラインが接続 -電源と通信用信号ラインが接続
Line 163: Line 166:
****CN13 [#cd8117e3] ****CN13 [#cd8117e3]
#ref(E186_CN13.png) #ref(E186_CN13.png)
--クラスD 2.5Wオーディオアンプのスピーカ出力接続用ランド+-クラスD 2.5Wオーディオアンプのスピーカ出力ランド
--使用するスピーカーのインピーダンスは4~8Ωを推奨+-接続するスピーカーのインピーダンスは4~8Ωを推奨
-ピーク時はUSBのバスパワー及びDXMIOの電力供給能力を超える事に注意 -ピーク時はUSBのバスパワー及びDXMIOの電力供給能力を超える事に注意
-[[JP4>#JP4]]をclosedにする事でカップリングコンデンサを介してDXMIOのGPIO9とオーディオアンプの入力が短絡 -[[JP4>#JP4]]をclosedにする事でカップリングコンデンサを介してDXMIOのGPIO9とオーディオアンプの入力が短絡
Line 219: Line 222:
**スターターキットを使う [#if760f29] **スターターキットを使う [#if760f29]
-単体販売されている[[DXMIO]]とはコネクタやブートローダの状態が異なります。また運用方法によりI/Oボード上の[[ジャンパ>#j28317e6]]を適切に設定する必要があります。~+単体販売されている[[DXMIO>DXMIO3]]とはコネクタやブートローダの状態が異なります。また運用方法によりI/Oボード上の[[ジャンパ>#j28317e6]]を適切に設定する必要があります。~
以下に2つの運用パターンを紹介します。 以下に2つの運用パターンを紹介します。
Line 245: Line 248:
単体販売のDXMIOはUSARTライブラリを用いてプログラムの進捗や動作状況を確認する際にRS-485/TTL I/Fを使用する事になっています。しかしそのRS-485/TTL I/FをDynamixelとの通信に用いてしまうと、同じポートを介してUSARTを使ったデバッグができません。本処置はこれらを解消する事が目的です。 単体販売のDXMIOはUSARTライブラリを用いてプログラムの進捗や動作状況を確認する際にRS-485/TTL I/Fを使用する事になっています。しかしそのRS-485/TTL I/FをDynamixelとの通信に用いてしまうと、同じポートを介してUSARTを使ったデバッグができません。本処置はこれらを解消する事が目的です。
-またDXMIOのページで紹介してる最新の[[サンプルプログラム>DXMIO#la4263e0]]は、本I/Oボードを用いて実行する事を想定した修正がなされています。ソースコード中のUSART_TYPEのマクロ定義を4~6に書き換えた上でe097b_usart.hをインクルードし、コンパイルし直す事で対応が完了します。+またDXMIOのページで紹介してる最新の[[サンプルプログラム>DXMIO3#la4263e0]]は、本I/Oボードを用いて実行する事を想定した修正がなされています。ソースコード中のUSART_TYPEのマクロ定義を4~6に書き換えた上でe097c_usart.hをインクルードし、コンパイルし直す事で対応が完了します。
#html{{ #html{{
<pre class="brush: c;"> <pre class="brush: c;">
#include  <chip.h> #include  <chip.h>
-#include  "e097b_def.h"+#include  "e097c_def.h"
// USART_TYPEマクロで使用するUSARTと機能を選択 // USART_TYPEマクロで使用するUSARTと機能を選択
Line 258: Line 261:
  #define USART_TYPE 4   #define USART_TYPE 4
#endif #endif
-#include  "e097b_usart.h"+#include  "e097c_usart.h"
</pre> </pre>
}} }}


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