• カテゴリ その他 の最新配信
  • RSS
  • RDF
  • ATOM

ブログ - その他カテゴリのエントリ


FDIII-HCスターターキット学習ガイドはいよいよ2軸へ。
写真はFDIII-HCスターターキットAX-12+とタミヤのユニバーサルプレートを使って作った車輪型ロボット。

今後この構成でライントレースや相撲などのサンプルプログラムを紹介する予定です。

以前より「TOPPERSを動かす」というネタを書いてきましたが、諸々の環境を考えるとなかなか敷居が高いのかなと感じるところがあります。
RTOSと言われてもピンとこない方でも、見かけ上複数のプログラムが同時に動く環境が手に入るとなればちょっとは使ってみたくなるかなと思いまして、今月中にリリースする予定のGCC Developer LiteにはAT91SAM7Sシリーズ限定版のTOPPERS/ASPを簡単に利用できるターゲットを含めようと思っています。
TOPPERS/ASPは動的にタスクを生成する事は考慮されていませんので今回提供しようと考えている環境ではタスク数に制限が加わっていますが、割り込みハンドラ等はユーザ側のソースで自由に追加定義できるように手を加えてあります。また、デフォルトで定義されたタスクでは物足りない場合でも、単体でコンフィギュレーションできるよう考慮してみたいとも思っています。
こんなコードだけで3つのタスクが同時並行で動いたら面白いなぁと思われたら、ぜひ試してみてください。

新しくサポートしたデバイスはシステムクロックの指定が重要なため、任意に設定できるようにしました。また、このご時世ボーレートが9600bpsの倍数なんてケチ臭いのも間抜けなので、こちらも自由度を上げました。これで場合によっては転送速度を数百kbpsまで上げる事も可能です。
という事でbeta2としてこちらに公開しました。
2010/02/23

久々に新しい(単に作者が使っていなかっただけですが)ルネサステクノロジさんのチップを使ったボードに触れる機会がありました。秋月電子さんのSH7125ベースボードキットAKI-H8/3069Fマイコンボードキットの2種類。
ベステクで扱っているシリーズとは内蔵機能が違うので、ちょっとは楽しめるかなと思い選んだのですが、案の定現状のFlash WriterではこれらのフラッシュROMの書き換えは対応せず。もちろんFDTを使えば難なくイケますが、横着な作者にはやっぱりいろいろ面倒。
という事で、データシート見ると案外簡単そうだったのでFlash Writerをこの2機種のフラッシュROM書き換えに対応させてみました。マイコンのシステムクロックに依存する部分があるので設定上少々物足りないのですが、ひとまずベータ版としてここに置いておきます。現状は上記2機種に使用されているクロックが前提になりますので。

不具合があっても保証の限りではありませんが、絶対おかしい!って時はこちらにメールして下さいね。

それと、少しでもヤル気が出たら、今まで見捨てていたターゲットも復活させてみようかなと思ってたりします。もう用済み!と思われていたとしてもw。
ホームページが変わってから情報が無くなってしまったので、ここら辺で少し追加します。

ATmega32及びATmega128マイコンボードに搭載されるマイコンには、出荷時に予めブートローダというプログラムが書き込まれています。現在ブートローダには複数の種類が存在しており、stk500(Atmel社のevb)で採用されている通信プロトコルと互換性のある特殊なバージョン(旧ブートローダ)と、一般的なダウンロードプロトコルであるXMODEM搭載版(新ブートローダ)が存在します。

マイコンボードに黄色ないしV1.2といったラベルが添付されていれば後者のブートローダが搭載され、最新のGCC Developer Liteでも標準でサポートします。
ですが、前者のサポートは標準ではなされていないため、コンパイル時に手動でHEXファイルを吐く様に設定するといった作業を強いられます。

場合によっては新旧のブートローダを搭載したマイコンボードを混在して使用するといったケースも見受けられるようになってきましたので、再度GCC Developer Liteで旧バージョンのブートローダを搭載したマイコンボードをサポートするファイルを公開します。

SH7145用のシリアルライブラリ

カテゴリ : 
その他
2009-6-19 22:17
まずはブログにて恐縮です。
現在公開しているGCC Developer LIte Ver2.1.1.42 r4に同梱されるSH7145F用のターゲットファイルにおいて、SCIを使ったAPIが軒並み破綻している様に思われます。
ひとまず以下の手順で最適化を止めてライブラリを再構築する事で回避出来ます。
  1. 「C:\Program Files\BestTech\GCC Developer Lite\TARGET\7145F\makelib.bat」をテキストエディタで開く
  2. 4行目に含まれる「-O2」(オーツー)を「-O0」(オーゼロ)に書き換えて保存
  3. makelib.batを実行しライブラリを再構築
検証不足で申し訳ありません。 近日中に根本的な改修を行います。