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ブログ - 新ターゲットであるRX62Nを検証する

新ターゲットであるRX62Nを検証する

カテゴリ : 
その他
2012-12-27 17:00
GCC Developer Liteに新規追加されたターゲットRX62Nの検証を行ってみた。
環境は以下の通り。
対象: Interface誌2011年5月号付録RX62Nマイコンボード
ホストOS: Windows8
コンパイラ: 設定リストから「RX62N(512k Flash)」を選択
書込みツール: Flash Writer (FT230XのUSBシリアル変換を介してSCI1にTTLで直結)
#include <RX62N.h>
#include <us.h>
#define EI __builtin_rx_setpsw ('I')
void main (void) {
static char txb[100],rxb[100];
EI; // 割り込み許可
PORT3.ICR.BIT.B0 = 1; // P30の入力バッファを有効
PORT3.DDR.BIT.B0 = 0; // P30を入力ポートに指定
PORT1.DDR.BIT.B5 = 1; // P15(LED)を出力ポートに指定
// SCI1をライブラリで初期化
sci1_int_init (3000000, txb, sizeof(txb), rxb, sizeof(rxb));
sci1_int_printf("hello!!\n");
while (1) {
sci1_int_putc (sci1_int_getc ()); // エコーバック
PORT1.DR.BIT.B5 ^= 1; // LED反転
}
}
上記は今回検証用に作成したプログラムで、割り込みを使ったシリアル通信を行うAPIを呼び出し、単純にエコーバックしている。

コンパイルされたmotファイルのサイズは小さいのだが、Flash Writerによる書き込みにやけに時間がかかる。USBシリアル変換でSCI1へTTL直結という事もあり、書き込みの際のボーレートを750kbpsまで上げたら我慢できるスピードになった。
作者曰くmotファイルで更新されるエリアだけではなく、フラッシュ全域に転送しているとの事。無駄な事を・・・。

とりあえず書き込んだプログラムは意図したとおり動作している。


実は問題点というより動いている事に疑問が出てきたのだが、それは又の機会に。

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