1: 2009-06-19 (金) 18:46:56 gondaira ソース 現: 2013-09-30 (月) 17:54:43 takaboo ソース
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 +TITLE:ロータリーエンコーダマニュアル
 +#norelated
 +#contents
 +[[ショップページへ>http://www.besttechnology.co.jp/modules​/onlineshop/index.php?fct=photo&p=34]]
 +
**概要 [#f21b57ca] **概要 [#f21b57ca]
-フォトインタラプタとコードホイールのセットです。コードホイールには3mmのシャフトに固定するためのボスが装着してあります。+透過型フォトインタラプタとコードホイールのセットです。90度の位相を持った2相のパルス信号が得られますので、回転速度や回転方向を検出する目的で使用できます。~ 
 +なお、フォトインタラプタとコードホイールは完全に分離しています。 
**基本仕様 [#n8ba42bf] **基本仕様 [#n8ba42bf]
|商品番号 |BTE030 | |商品番号 |BTE030 |
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|消費電流 |20mA以下 | |消費電流 |20mA以下 |
|応答周波数 |最大20kHz | |応答周波数 |最大20kHz |
-|出力信号 |A相・B相デジタル出力 +|出力信号 |A相・B相デジタル出力&br;TTLコンパチブル出力 | 
-|  |TTLコンパチブル出力 | +|スリット数 |90本
-|スリット数 |90 +|コードホイール直径 |φ24mm | 
-|外形 |コードホイール直径 φ24mm +|重量 |センサ 1g&br;コードホイール 1g | 
-|  |センサ本体 W20×D11.5×H11mm +
-|重量 |センサ 1g | +
-|  |ホイール(ボス込み)1g |+
**使用方法 [#s8524d0e] **使用方法 [#s8524d0e]
-***フォトインタラプタの接続 [#fad5287c] +***センサ基板の端子および内部回路 [#fad5287c] 
-ここではフォトインタラプタの接続方法を説明します。下図を参考に接続を行ってください。 +接続の際には表裏・ピン番号に注意してください。 
-なお接続の際にはピン番号に十分注意してください。 +-基板はんだ面より見た図 
-#ref(BTE030pin.png,100%+#ref(BTE030_layout.png) 
-#ref(BTE030kairo.png,100%)+-基板内部回路 
 +#ref(BTE030_sch.png) 
***CPUボード等への取り込み [#seedb55e] ***CPUボード等への取り込み [#seedb55e]
-センサからの出力信号は5V TTLレベルです。そのままマイコンなどのI/Oポートなどに接続できます。+センサからの出力信号はレシオメトリックのため、電源に5Vを印加した場合は5V/0Vの出力が得られます。
-センサの出力信号を目視で確認できるようにするには、下図のようにLEDを接続するとよいでしょう。+また下図のようにLEDを接続する事で、出力信号を視認できるようになります。
#ref(BTE030_cpu.png,100%) #ref(BTE030_cpu.png,100%)
 +|CENTER:BGCOLOR(red): :idea:|回転中のコードホイールには触れないよう十分注意してください。怪我、変形等の原因になります。&br;本センサの出力信号のデューティーを50%にするには、コードホイールとのギャップ(KE-203仕様書にあるGap)は0.7mmではなく1.4mmを推奨しますが、オシロスコープ等で実際の波形を確認しながら調整してください。|
 +
 +**データシート等 [#y8efc41c]
 +-透過型フォトインタラプタ~
 +[[KE203>http://www.kodenshi.co.jp/produc​ts/pdf/sensor/encoder/KE203.pdf]]
 +-コードホイール
 +#ref(BTE030_datasheet3.png,20%)
 +-ボス
 +#ref(BTE030_boss.png)
 +-推奨取付位置
 +#ref(BTE030_OpticalCenter.png)


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