4: 2010-11-16 (火) 17:00:29 eid7gud ソース 現: 2011-07-22 (金) 12:13:17 takaboo ソース
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 +TITLE:Robot chassis
 +#norelated
 +#contents
 +[[ショップページへ>http://www.besttechnology.co.jp/modules​/onlineshop/index.php?fct=photo&p=124]]
 +
**概要 [#b29fd0d5] **概要 [#b29fd0d5]
-FDIII-HCとDynamixelで車輪ロボットを製作するためのシャーシです。 + 
-様々な位置に各種機器を取り付けられます。+#ref("plate.png") 
 + 
 +FDIII-HCとDynamixel AX/RXシリーズで車輪ロボットなどを製作するためのシャーシです。Multifunction I/Oモジュールや各種センサの取り付けも可能です。 
 + 
 +**基本仕様 [#l41a9b00] 
 + 
 +|商品番号|>|BTH073| 
 +|板厚|>|1.6mm| 
 +|板材|>|Flame Retardant Type 4| 
 +|内容物|>|ロボットシャーシ x1&br;M3ネジ(8mm)・ナット x各8個&br;M2ネジ(10mm) x4個&br;M2ネジ(6mm)・ナット x各8個| 
 +|対応製品|Dynamixel|[[AX-12+]]&br;[[AX-S1]]&br;[[RX-28]​](※1)&br;[[RX-24F]](※1)| 
 +|~|その他|[[FDIII-HC]]&br;[[Multifunction I/O module]]&br;[[FDIII-DISPLAY]]&br;[[反射型フォトインタラプタ]]&br;[[PSD距離センサ]](※2)&br;[[RX-28/24F用マウントアダプタセット]]&br;BPF-F13/14セット| 
 + 
 +(※1)RXシリーズにBPF-F13/14セットを取り付けるには別途[[HN07-N101 for RX-28/24F>http://www.besttechnology.co.j​p/modules/onlineshop/index.php?fct=photo​&p=125]]が必要です。標準付属のホーンには取り付けられません。~ 
 +(※2)PSD距離センサは両面テープ等で接着する必要があります。
**外形 [#h051689e] **外形 [#h051689e]
-穴は直径3.2mmと2.2mmの2種類あり、3.2mmの穴にはM3(外径3mm)、2.2mmの穴にはM2(外径2mm)のネジが使用できます。+穴には外径3.2mmと2.2mmの2種類あり、3.2mmの穴にはM3(外径3mm)、2.2mmの穴にはM2(外径2mm)のネジが使用できます。
-図中の青い穴は中心を通る水平な線で上下に分けた時、対象でない穴です。~+図中の青い穴は水平な中心線で上下に分けた時、対象でない穴です。~
左右については全ての穴が対象です。 左右については全ての穴が対象です。
#ref("size.png") #ref("size.png")
Line 13: Line 32:
**組立 [#f74e5094] **組立 [#f74e5094]
***FDIII-HC [#c48da0fa] ***FDIII-HC [#c48da0fa]
-3箇所に取り付け可能です。+3箇所に取り付け可能です。M3のネジを使用します。~
上下非対称な穴があるので注意してください。 上下非対称な穴があるので注意してください。
 +
 +別途スペーサを用意してください(スターターキットの場合は付属のスペーサを使用できます)。
#ref("fdiii-hc.png") #ref("fdiii-hc.png")
Line 20: Line 41:
***Dynamixel AX-12+/S1 [#yc3c58ee] ***Dynamixel AX-12+/S1 [#yc3c58ee]
図の赤い穴は、AX-12+とAX-S1のホーンを上向き、又は下向きにした状態で取り付けるための穴です。~ 図の赤い穴は、AX-12+とAX-S1のホーンを上向き、又は下向きにした状態で取り付けるための穴です。~
-取り付けには長さ約9mm以上のM2ネジとナットが必要です。+取り付けには長さ約9mm以上のM2のネジとナットを使用します。隙間が空きますので、強く締めすぎるとシャーシが曲がります。緩く締めるかスペーサを挟んでください。
#ref("ax_upper.png") #ref("ax_upper.png")
***Dynamixel AX-12+/S1・RX-28/24F [#c0f951a5] ***Dynamixel AX-12+/S1・RX-28/24F [#c0f951a5]
-図の青い穴は、AXシリーズに付属しているOF-12S・OF-12SH、RXシリーズ用のRX-28/24Fマウントアダプタセットなどのブラケットを取り付けるための穴です。+図の青い穴は、AXシリーズに付属している[[OF-12S・OF-12SH>BTX030 Dynamixel AX-12+#s8d282dc]]、RXシリーズ用の[[RX-28/24F用マウントアダプタセット]]などのブラケットを取り付けるための穴です。M2のネジを使用します。
上下非対称な穴があるので注意してください。 上下非対称な穴があるので注意してください。
Line 31: Line 52:
***Multifunction I/Oモジュール [#ke8a20ca] ***Multifunction I/Oモジュール [#ke8a20ca]
-6箇所に取り付け可能です。+6箇所に取り付け可能です。M2のネジを使用します。 
 + 
 +別途スペーサを用意してください。
#ref("mio.png") #ref("mio.png")
***反射型フォトインタラプタ [#mb044c0e] ***反射型フォトインタラプタ [#mb044c0e]
-4箇所に取り付け可能です。+4箇所に取り付け可能です。M3のネジ・ナットを使用します。
#ref("photo.png") #ref("photo.png")
***FDIII-DISPLAY [#xcf96adc] ***FDIII-DISPLAY [#xcf96adc]
-フレームを外し、下図の位置に取り付けます。 +フレームを外し下図の位置に取り付けます。 
-スペーサ、ネジ等を別途用意する必要があります。+M3のネジを使用します。 
 + 
 +別途スペーサを用意してください。
#ref("display.png") #ref("display.png")
Line 48: Line 73:
***AX-12+車輪ロボットの組立 [#i2083651] ***AX-12+車輪ロボットの組立 [#i2083651]
必要なもの 必要なもの
--Wheel robot plate x1+-ロボットシャーシ x1
-[[FDIII-HC]] x1 -[[FDIII-HC]] x1
-[[Dynamixel AX-12+]] x2 -[[Dynamixel AX-12+]] x2
Line 59: Line 84:
-[[PSD距離センサ]] x1~ -[[PSD距離センサ]] x1~
-****車輪の取り付け [#x0140522]+---- 
AX-12+に4箇所ナットを取り付けます。 AX-12+に4箇所ナットを取り付けます。
#ref("ax12robot_1.png") #ref("ax12robot_1.png")
Line 86: Line 112:
#ref("ax12robot_6.png") #ref("ax12robot_6.png")
-***複数のプレートを使う [#x2773ab1] +Multifunction I/Oモジュールと反射型フォトインタラプタ・PSD距離センサの接続・運用については以下ページを参照してください。
-1枚のプレートに収まらない場合は、2枚のプレートで2階建にすることで、アーム・ディスプレイ・カメラ・携帯端末などを搭載したり、センサを自由な位置に置いたりするためのスペースが確保でき、よりバリエーションが広がります。+
-車輪として取り付けたAX-12+の上面にナットを入れたOF-12Sを取り付けその上からもう一枚プレートを取り付けます。+-[[FDIII-HCにPSD距離センサの信号を取り込む]] 
 +-[[FDIII-HCに反射型フォトインタラプタの信号を取り込む]]
-又は下の図の緑の穴にスペーサを立てて、もう一枚のプレートを取り付けます(空いている他の穴でも構いません)。外装の取り付けにも利用できます。+---- 
 + 
 +2輪なのでそのままだと前後にガタガタします。~ 
 +椅子などの家具の脚の裏に貼って滑りやすくするものが市販されていますので、図のように貼りつけるなどの対処が必要です。 
 + 
 +#ref("ax12robot_8.png") 
 + 
 +***複数のシャーシを使う [#x2773ab1] 
 +1枚のシャーシに収まらない場合は、2枚のシャーシで2階建にすることで、アーム・ディスプレイ・カメラ・携帯端末などを搭載したり、センサを自由な位置に置いたりするためのスペースが確保でき、よりバリエーションが広がります。 
 + 
 +車輪として取り付けたAX-12+の上面にナットを入れたOF-12Sを取り付けその上からもう一枚シャーシを取り付けます。 
 + 
 +又は下の図の緑の穴にスペーサを立てて、もう一枚のシャーシを取り付けます(空いている他の穴でも構いません)。外装の取り付けにも利用できます。
#ref("ax12robot_7.png") #ref("ax12robot_7.png")
 +
 +#ref("ax12robot_9.png")
**サンプルプログラム [#m090d8a4] **サンプルプログラム [#m090d8a4]
--台車ロボットのサンプルプログラム +FDIII-HCスターターキットの[[学習ガイド>FDIII-HC Starter Kit Guide]]にて車輪ロボットの作成・プログラミングについて解説しています。 
--Androidを使用したサンプルプログラム+ 
 +-[[Chapter8 相撲ロボット>LEARNINGGUIDE#ucaaf34c]] 
 +-[[Chapter9 ライントレースロボット>LEARNINGGUIDE#uc7f8f6d]] 
 + 
 +車輪の動作やセンサの取り込みなど、車輪ロボットに必要な基本的なサンプルを紹介します。 
 + 
 +-車輪ロボットの基本サンプルプログラム(準備中) 
 + 
 +より応用的な方法や実用的なロボットの製作とプログラミングについて紹介します。 
 + 
 +-(準備中) 
 + 
 +Androidアプリケーションと連携したサンプルを紹介します。 
 + 
 +-(準備中)


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