5: 2009-11-19 (木) 19:25:12 sho ソース 6: 2009-11-24 (火) 20:12:02 sho ソース
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*プログラミング① [#kb82317e] *プログラミング① [#kb82317e]
#ref(Warning_1.png,100%) #ref(Warning_1.png,100%)
-「AX-S1の距離センサに泥棒が反応したら、AX-S1のブザーを鳴らして脅かす」というプログラムをかきます。~+「AX-S1の距離センサに泥棒が反応したら、AX-S1のブザーを鳴らして脅かす」というプログラムを作成します。~
プログラムと言うと難しそうだと感じる方もいるかもしれません。しかし本キットは予め用意されたFREEDOMライブラリを使うことで、このプログラムを16行で書くことができます。~ プログラムと言うと難しそうだと感じる方もいるかもしれません。しかし本キットは予め用意されたFREEDOMライブラリを使うことで、このプログラムを16行で書くことができます。~
-FREEDOMライブラリとは、FDIII-HCのための関数を集めたものです。FDIII-HCを使うに当たって必要だと思われるプログラムが予め用意され、ユーザーはその関数名を書くだけで簡単にプログラミングが可能になります。+ 
 +FREEDOMライブラリとは、FDIII-HCのための関数を集めたものです。FDIII-HCを使うに当たって必要だと思われるプログラムが予め用意され、ユーザーはその関数名を書くだけで簡単にプログラミングが可能になります 
 +(関数について詳しくは[[こちら>FDIII-HC Starter Kit Guid Chapter1.4#e7352b10]]をご覧下さい)。
**処理の流れを図にする [#o0aebfe7] **処理の流れを図にする [#o0aebfe7]
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これから距離センサの値を読み込むプログラムを書くのですが、読み込んだ値を保存しておく所が必要になります。保存する場所として変数を使います(変数について詳しくは[[こちら>FDIII-HC Starter Kit Guid Chapter1.4#ib843ca5]]を参照して下さい)。メイン関数の中の一行目に これから距離センサの値を読み込むプログラムを書くのですが、読み込んだ値を保存しておく所が必要になります。保存する場所として変数を使います(変数について詳しくは[[こちら>FDIII-HC Starter Kit Guid Chapter1.4#ib843ca5]]を参照して下さい)。メイン関数の中の一行目に
 uint8_t ReadData;  uint8_t ReadData;
-と入力して下さい。関数の中ではTabキーを使ってインデントを付けます(詳しくはこちらを参照して下さい)。~+と入力して下さい。関数の中ではTabキーを使ってインデントを付けます(詳しくは[[こちら>FDIII-HC Starter Kit Guid Chapter1.4#y8e712e1]]を参照して下さい)。~
ReadDataは変数の名前です。~ ReadDataは変数の名前です。~
Line 53: Line 55:
 fd_Init (0, BT_CONSOLE, 0, 7.4);  fd_Init (0, BT_CONSOLE, 0, 7.4);
と入力して下さい。~ と入力して下さい。~
-これはFREEDOMライブラリの初期化を行うための関数です(関数について詳しくはこちらをご覧下さい)。~+これはFREEDOMライブラリの初期化を行うための関数です(関数について詳しくは[[こちら>FDIII-HC Starter Kit Guid Chapter1.4#e7352b10]]をご覧下さい)。~
#ref(Warning_p7.png,100%) #ref(Warning_p7.png,100%)
fd_Initは関数名です。~ fd_Initは関数名です。~
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''第2引数''は、AX-S1のコントロールテーブルのアドレスです。[[AX-S1コントロールテーブル>FDIII-HC Starter Kit Guid Chapter1.1#u70f1fa1]]を見て下さい。AX-S1の前方の距離センサ値のアドレスは27です。 ''第2引数''は、AX-S1のコントロールテーブルのアドレスです。[[AX-S1コントロールテーブル>FDIII-HC Starter Kit Guid Chapter1.1#u70f1fa1]]を見て下さい。AX-S1の前方の距離センサ値のアドレスは27です。
-''第3引数''は、読み出したデータを入れるための変数のアドレスです(アドレスについて詳しくはこちらを参照して下さい)。変数の頭に&をつけるとその変数のアドレスという意味になります。AX-S1のコントロールテーブルのアドレスとは関係ありません。+''第3引数''は、読み出したデータを入れるための変数のアドレスです(アドレスについて詳しくは[[こちら>FDIII-HC Starter Kit Guid Chapter1.4#b45fcfd3]]を参照して下さい)。変数の頭に&をつけるとその変数のアドレスという意味になります。AX-S1のコントロールテーブルのアドレスとは関係ありません。
**センサ値の表示 [#lf648b8e] **センサ値の表示 [#lf648b8e]
Line 88: Line 90:
と入力して下さい。 と入力して下さい。
fd_printfはパソコンに文字列を表示するための関数です(fd_printfについて詳細は[[こちら>FDIII-HC Starter Kit Guid Chapter1.4#ua9b7908]]を参照して下さい)。~ fd_printfはパソコンに文字列を表示するための関数です(fd_printfについて詳細は[[こちら>FDIII-HC Starter Kit Guid Chapter1.4#ua9b7908]]を参照して下さい)。~
-%3dの部分にReadDataの値が3桁で表示されます。\rは同じ行の頭から再び表示します。+%3dの部分にReadDataの値が3桁で表示されます。
** 繰り返し[#te218ffe] ** 繰り返し[#te218ffe]


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