3: 2009-11-17 (火) 16:17:08 sho | 4: 2009-11-17 (火) 18:18:02 sho | ||
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Line 1: | Line 1: | ||
- | [[FDIII-HC Starter Kit Guid]]へ戻る | + | *プログラミング① [#kb82317e] |
- | *プログラミング [#kb82317e] | + | |
#ref(Warning_1.png,100%) | #ref(Warning_1.png,100%) | ||
「AX-S1の距離センサに泥棒が反応したら、AX-S1のブザーを鳴らして脅かす」というプログラムを作成します。~ | 「AX-S1の距離センサに泥棒が反応したら、AX-S1のブザーを鳴らして脅かす」というプログラムを作成します。~ | ||
Line 91: | Line 90: | ||
%3dの部分にReadDataの値が3桁で表示されます。\rは行を進めずに改行です。 | %3dの部分にReadDataの値が3桁で表示されます。\rは行を進めずに改行です。 | ||
- | *** 繰り返し[#te218ffe] | + | ** 繰り返し[#te218ffe] |
- | #ref(Warning_p10.png,100%) | + | #ref(Warning_p11.png,100%) |
このままでは一回センサの値を取得、表示するとプログラムが終わってしまいます。センサ値取得と表示の部分をwhileで囲って繰り返し実行するようにします(while関数の詳細はこちらを参照して下さい)。 | このままでは一回センサの値を取得、表示するとプログラムが終わってしまいます。センサ値取得と表示の部分をwhileで囲って繰り返し実行するようにします(while関数の詳細はこちらを参照して下さい)。 | ||
while (1) { | while (1) { | ||
Line 98: | Line 97: | ||
fd_printf("%3d\r", ReadData); | fd_printf("%3d\r", ReadData); | ||
} | } | ||
+ | whileで囲ったらその間はTabキーで時下げしましょう。 | ||
+ | whileは()内の条件がtrueなら{}内を繰り返す関数です。またtrue=1ですのでここでは{}内を無限に繰り返すという事になります。 | ||
+ | |||
+ | **センサ値をパソコンで表示する [#r068277f] | ||
+ | ここまでで既に動くプログラムができ上がっています。FDIII-HCにプログラムを書き込んで実際に動かしてみましょう。~ | ||
+ | |||
+ | ここでは書き込み方法を簡単に説明します。詳細は[[Chapter1.3 動作確認>FDIII-HC Starter Kit Guid Chapter1.3]]を参照して下さい。~ | ||
+ | |||
+ | -機器の接続は[[2.2 組み立て>FDIII-HC Starter Kit Guid Chapter2.2]]を参照して下さい。~ | ||
+ | FDIII-HCの電源をOFFにし、プッシュボタンを押しながらUSBケーブルを差し込む事を忘れないで下さい。 | ||
+ | -メニューの「ツール」->「コンパイルオプション」で「FREEDOM III library for FDIII-HC」を選択しOKをクリックします。~ | ||
+ | 既に一度サンプルプログラムを書き込んでおり、左下に「FREEDOM III library for FDIII-HC」と表示されている場合は必要ありません。 | ||
+ | #ref(Warning_p14.png,100%) | ||
+ | -メニューの「コンパイル」->「ビルド」をクリックします。適当なファイル名(AlarmUnit等)を入力し保存をクリックします。 | ||
+ | -コンパイルが成功したらOKをクリックし、SIMPLE TERMが起動します。 | ||
+ | -SIMPLE TERMのメニューの「ファイル」->「プロパティ」をクリックし適切な設定を行います。~ | ||
+ | 既に設定を行っている場合は必要ありません。 | ||
+ | -SIMPLE TERMのメニューの「通信」->「ポートオープン」をクリックします。 | ||
+ | -SIMPLE TERM上に | ||
+ | --< FDIII Ver1.0 by BestTechnology >-- | ||
+ | と表示される事を確認してから、走る人マークをクリックします。 | ||
+ | -<SUCCESS>と表示されたらキーボードで「g」を入力しプログラムを実行します。 | ||
+ | -FDIII-HCの電源スイッチをONにします。このとき電源が供給されるとAX-S1のブザーが「ピッ」と鳴ります。 | ||
+ | |||
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+ | SIMPLE TERM上に数字が表示されているはずです。AX-S1の正面のセンサに手をかざし、数値が変動する事を確認して下さい。 | ||
+ | #ref(Warning_p13.png,100%) | ||
+ | #ref(Warning_p12.png,100%) | ||
+ | |||
+ | 値はセンサの前に何もないと0、手を近づけて行くとだんだんと増え、255まで増えるとそれ以上は増えなくなります。つまり値の範囲は0~255です。 | ||
+ | |||
+ | [[次のチャプターへ>FDIII-HC Starter Kit Guid Chapter2.4]]~ | ||
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+ | [[FDIII-HC Starter Kit Guid]]へ戻る |