6: 2009-11-24 (火) 20:12:02 sho | 7: 2009-11-25 (水) 13:16:50 sho | ||
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Line 32: | Line 32: | ||
**メイン関数 [#c9fdea2a] | **メイン関数 [#c9fdea2a] | ||
#ref(Warning_p4.png,100%) | #ref(Warning_p4.png,100%) | ||
- | メイン関数はその名の通り主となる関数です。プログラムはメイン関数内の最初から実行して行きます。見やすくするために一行開けて | + | メイン関数はその名の通り主となる関数です。プログラムはメイン関数内の上から順に実行して行きます。見やすくするために一行開けて |
void main (void) { | void main (void) { | ||
Line 41: | Line 41: | ||
**変数宣言 [#k1355d19] | **変数宣言 [#k1355d19] | ||
#ref(Warning_p5.png,100%) | #ref(Warning_p5.png,100%) | ||
- | これから距離センサの値を読み込むプログラムを書くのですが、読み込んだ値を保存しておく所が必要になります。保存する場所として変数を使います(変数について詳しくは[[こちら>FDIII-HC Starter Kit Guid Chapter1.4#ib843ca5]]を参照して下さい)。メイン関数の中の一行目に | + | これから距離センサの値を読み込むプログラムを書くのですが、読み込んだ値を保存しておく所が必要になります。保存する場所として変数を使います(変数について詳しくは[[こちら>FDIII-HC Starter Kit Guid Chapter1.4#ib843ca5]]を参照して下さい)。~ |
+ | |||
+ | メイン関数の中の一行目に | ||
uint8_t ReadData; | uint8_t ReadData; | ||
- | と入力して下さい。関数の中ではTabキーを使ってインデントを付けます(詳しくは[[こちら>FDIII-HC Starter Kit Guid Chapter1.4#y8e712e1]]を参照して下さい)。~ | + | と入力して下さい。メイン関数の中ではTabキーを使ってインデントを付けます(プログラムの書き方について詳しくは[[こちら>FDIII-HC Starter Kit Guid Chapter1.4#y8e712e1]]を参照して下さい)。~ |
ReadDataは変数の名前です。~ | ReadDataは変数の名前です。~ | ||
Line 61: | Line 63: | ||
''第1引数''はPCとの通信速度です。通常USBやBluetoothを使う場合は関係ありませんので0と書きます。~ | ''第1引数''はPCとの通信速度です。通常USBやBluetoothを使う場合は関係ありませんので0と書きます。~ | ||
- | ''第2引数''はBluetoothの通信方法です。BT_DISABLE(Bluetoothを使用しない)、BT_CONSOLE(パソコンと通信)、BT_RC100(別売りリモートコントローラRC-100と通信)から選択します。BT_CONSOLEに設定してもUSB通信を利用できますのでとりあえずBT_CONSOLEと書きます~ | + | ''第2引数''はBluetoothの通信方法です。BT_DISABLE(Bluetoothを使用しない)、BT_CONSOLE(パソコンと通信)、BT_RC100(別売りリモートコントローラRC-100と通信)から選択します。BT_CONSOLEに設定してもUSB通信を利用できますのでとりあえずBT_CONSOLEと書きます。~ |
''第3引数''はFDIII-HCのブザーの設定です(AX-S1のブザーではありません)。今は使用しないので0と書きます(ブザーの設定方法は[[こちら>FDIII-HC Starter Kit Guid Chapter2.5#vb6f386d]]を参照して下さい)。~ | ''第3引数''はFDIII-HCのブザーの設定です(AX-S1のブザーではありません)。今は使用しないので0と書きます(ブザーの設定方法は[[こちら>FDIII-HC Starter Kit Guid Chapter2.5#vb6f386d]]を参照して下さい)。~ | ||
Line 80: | Line 82: | ||
''第2引数''は、AX-S1のコントロールテーブルのアドレスです。[[AX-S1コントロールテーブル>FDIII-HC Starter Kit Guid Chapter1.1#u70f1fa1]]を見て下さい。AX-S1の前方の距離センサ値のアドレスは27です。 | ''第2引数''は、AX-S1のコントロールテーブルのアドレスです。[[AX-S1コントロールテーブル>FDIII-HC Starter Kit Guid Chapter1.1#u70f1fa1]]を見て下さい。AX-S1の前方の距離センサ値のアドレスは27です。 | ||
- | ''第3引数''は、読み出したデータを入れるための変数のアドレスです(アドレスについて詳しくは[[こちら>FDIII-HC Starter Kit Guid Chapter1.4#b45fcfd3]]を参照して下さい)。変数の頭に&をつけるとその変数のアドレスという意味になります。AX-S1のコントロールテーブルのアドレスとは関係ありません。 | + | ''第3引数''は、読み出したデータを入れるための変数のアドレスです(アドレスについて詳しくは[[こちら>FDIII-HC Starter Kit Guid Chapter1.4#b45fcfd3]]を参照して下さい)。変数の頭に & をつけるとその変数のアドレスという意味になります。AX-S1のコントロールテーブルのアドレスとは関係ありません。 |
**センサ値の表示 [#lf648b8e] | **センサ値の表示 [#lf648b8e] |