8: 2009-08-21 (金) 04:26:32 takaboo ソース 現: 2022-02-13 (日) 11:51:03 takaboo ソース
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-TITLE:BTE072 ATmega32 EVBマニュアル +TITLE:ATmega32 EVBマニュアル 
-TITLE:BTE072 ATmega32 EVBマニュアル+#norelated 
 +#contents 
 +[[ショップページ>http://www.besttechnology.co.jp/modules/onlin​eshop/index.php?fct=photo&p=39]] 
**概要 [#s1de0442] **概要 [#s1de0442]
Atmel ATmega32の機能を活用するための評価キットです。~ Atmel ATmega32の機能を活用するための評価キットです。~
Line 17: Line 20:
| EVB | I/Oボード | | EVB | I/Oボード |
| #ref(ATmega32EVB_TOP.png,37%) | #ref(E085_TOP.png,50%) | | #ref(ATmega32EVB_TOP.png,37%) | #ref(E085_TOP.png,50%) |
 +#ref(E085_LAYOUT.pdf)
**回路図 [#yf77f33e] **回路図 [#yf77f33e]
Line 22: Line 26:
#ref(E017D.pdf) #ref(E017D.pdf)
-Rev.Dの制限上、LED2及びR1のフットプリントは使用しないため未実装を標準 -Rev.Dの制限上、LED2及びR1のフットプリントは使用しないため未実装を標準
--[[BTE067]]とピンアサインレベル・使用方法で互換性有り+-[[BTC067B]]とピンアサインレベル・使用方法で互換性有り
***I/Oボード [#bf2fc0b1] ***I/Oボード [#bf2fc0b1]
-#ref(E085.pdf)+#ref(E085_SCH.pdf)
-R8はノーマウント -R8はノーマウント
-CN17はノーマウント(CN16と排他のため) -CN17はノーマウント(CN16と排他のため)
Line 32: Line 36:
-誤:C10のシルクが2カ所ある~ -誤:C10のシルクが2カ所ある~
正:L2近傍のC10はC12 正:L2近傍のC10はC12
 +
 +**I/Oボード各機能の詳細 [#j90412df]
 +***CN1, CN2 [#w9a58127]
 +マイコンボードがピンヘッダを介して装着されます。マイコンボードを取り外した後、再度装着する際は向きを間違えないように注意して下さい。
 +***CN3, CN4 [#l5d603b2]
 +マイコンボードの各端子を1x20ピンのランドで引き出しています。I/Oボード上の各種デバイスにも配線されていますので、外部回路用に引き出す際は注意が必要です。
 +***CN5~CN12 [#cf4c8e63]
 +RCサーボモータ用のコネクタです。CN16から供給される電源が接続されます。
 +***CN13 [#t567e5a2]
 +2chハーフブリッジドライバの出力端子が接続されます。
 +***CN14 [#f5f96167]
 +ISP programming interfaceの端子です。AVRISPmkII等の6pin ISPケーブルを接続します。
 +***CN15 [#a6c80470]
 +USBシリアル変換IC(U5)に接続されたUSB Mini-Bコネクタです。FT232RはマイコンボードのUSARTに接続され、PC等からUSBケーブルで直接シリアル通信ができ、またバスパワーにて電源供給がなされます。
 +***CN16 [#n1edda2a]
 +本製品を付属のACアダプタで運用する際の電源供給用DCジャックで、CN5~CN12と5Vレギュレータに供給されます。~
 +なお、CN16に何も接続せずUSBコネクタにPCを接続した場合、マイコンボード及びI/Oボード上の5V回路にのみUSBバスパワーが供給されます。
 +
 +***JP1 (PD0/RXD1) [#l9b8525e]
 +本ジャンパをショートする事で、USBシリアル変換IC(U5)の30ピンのゲートとマイコンのPD0(RXD1)を接続します。
 +
 +***JP2 (PA7/ADC7)[#of1f7ddc]
 +本ジャンパをショートする事で、5VをVR1で分圧した電圧をマイコンのPA7(ADC7)端子に接続します。
 +
 +***JP3 (PD7/OC2)[#yfda199e]
 +本ジャンパをショートする事で、ブザー駆動用トランジスタ(Q1)のベースとマイコンのPD7(OC2)を接続します。
**使用方法 [#f2f0f2b6] **使用方法 [#f2f0f2b6]
 +
***デバイスドライバのインストール [#p601f99f] ***デバイスドライバのインストール [#p601f99f]
本製品には[[FTDI社>http://www.ftdichip.com/]]のUSBシリアル変換ICが使用されています。インストール方法及び詳細は[[こちら>How to install FTDI's device driver]]を参照下さい。 本製品には[[FTDI社>http://www.ftdichip.com/]]のUSBシリアル変換ICが使用されています。インストール方法及び詳細は[[こちら>How to install FTDI's device driver]]を参照下さい。
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***GCC Developer Lite [#ea80f01f] ***GCC Developer Lite [#ea80f01f]
GCC Developer Liteの詳細については[[こちら>GCC Developer Lite]]。~ GCC Developer Liteの詳細については[[こちら>GCC Developer Lite]]。~
-フルインストールないしATmega32で使用を選択する事で必要なコンポーネントが自動的にインストールされます。~+「基本パック」と「AVRパック」をダウンロードしてインストールしてください。なおAVRパックインストールの際に表示されるコンポーネントの選択画面では「ATmega32でのみ使用」を選択してください。 
 +#ref(AvrPacATM32.png)
使用されるコンポーネントを簡単に示します。 使用されるコンポーネントを簡単に示します。
-''[[GCC Developer Lite>GCC Developer Lite#GCCDevL]]'' -''[[GCC Developer Lite>GCC Developer Lite#GCCDevL]]''
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-''ターゲットファイル'' -''ターゲットファイル''
~マイコンの内蔵ペリフェラルを定義したヘッダファイルやUARTを簡便に使うためのAPI、シリーズ毎に異なるメモリマップを定義したリンカスクリプトファイル、スタートアップルーチンを含む。基本的にコンパイル済みライブラリとしてソースとリンクして使用する。 ~マイコンの内蔵ペリフェラルを定義したヘッダファイルやUARTを簡便に使うためのAPI、シリーズ毎に異なるメモリマップを定義したリンカスクリプトファイル、スタートアップルーチンを含む。基本的にコンパイル済みライブラリとしてソースとリンクして使用する。
 +
****ターゲットファイル [#v3ccdc15] ****ターゲットファイル [#v3ccdc15]
GCC Developer Liteでは本製品用の設定を備えています。GCC Developer Liteのコンパイルオプションの設定リストから選択し直すだけで設定が完了します。 GCC Developer Liteでは本製品用の設定を備えています。GCC Developer Liteのコンパイルオプションの設定リストから選択し直すだけで設定が完了します。


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