1: 2013-10-03 (木) 17:27:23 takaboo ソース 2: 2013-10-03 (木) 19:37:20 takaboo ソース
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***基本仕様 [#mef16460] ***基本仕様 [#mef16460]
-|品番 |BTE061E | +|品番 |BTE061E |<
-|PCBリビジョン |E104 | +|PCBリビジョン |E104 |<
-|動作温度範囲 |-10~60℃ 結露なきこと | +|動作温度範囲 |0~60℃ 結露なきこと |<
-|寸法 |約33x31x13 mm | +|寸法 |約33x31x13 mm |<
-|重量 | | +|重量 | |<
-|電源 |USBバスパワー | +|電源 |USBバスパワー |<
-|コネクタ |USB microB x1 &br;D-SUB 9pin オス x1 | +|コネクタ |USB microB x1 &br;D-SUB 9pin オス x1 |<
-|通信仕様 |RS232C:全二重、最大通信速度 1Mbps&br;RS485:半二重、最大通信速度 3Mbps、最大ノード数 256台 &br;TTL:半二重、最大通信速度 3Mbps |+|各I/F仕様 |RS232C|複信 全二重 (CD,ER,DR,CI使用不可)&br;最大通信速度 1Mbps (Load:250pF/3kΩ)&br;ESD保護 ±10kV| 
 +|^|RS485|複信 半二重&br;最大通信速度 3Mbps&br;最大ノード数 256台&br;ESD保護 ±15kV| 
 +|^|TTL|複信 半二重&br;最大通信速度 3Mbps&br;ESD保護 ±2kV |
***内部簡略ブロック [#p74c6514] ***内部簡略ブロック [#p74c6514]
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**使用方法 [#r3c28c96] **使用方法 [#r3c28c96]
 +ソフトウェア及びデバイスドライバについては、PCのOSにWindowsがインストールされている場合の説明となります。
 +
***デバイスドライバのインストール [#u86863bc] ***デバイスドライバのインストール [#u86863bc]
-本製品には[[FTDI社>http://www.ftdichip.com/]]のUSBシリアル変換ICが使用されています。+本製品には[[FTDI社>http://www.ftdichip.com/]]のUSBシリアル変換ICが使用されています。
 +デバイスドライバのインストール手順の詳細は[[こちら>How to install FTDI's device driver]]を参照下さい。
-インストール手順の詳細は[[こちら>How to install FTDI's device driver]]を参照下さい。 
***応答の待ち時間 [#vaffe8b2] ***応答の待ち時間 [#vaffe8b2]
FTDI社のUSBシリアル変換ICはチップ内にタイマが内蔵されており、このタイマのタイムアウトにより送受信のイベントが発生します。このタイムアウト時間は提供されるデバイスドライバにて16msに設定されているため、これより短い時間での応答性を得ようとする場合は値を変更しなくてはなりません。~ FTDI社のUSBシリアル変換ICはチップ内にタイマが内蔵されており、このタイマのタイムアウトにより送受信のイベントが発生します。このタイムアウト時間は提供されるデバイスドライバにて16msに設定されているため、これより短い時間での応答性を得ようとする場合は値を変更しなくてはなりません。~
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**注意事項 [#l9e83c2c] **注意事項 [#l9e83c2c]
--RS485のD+とD-端子間には120Ωのターミネータが内蔵されており、ソフト的(FTDI社のライブラリを介して)にON/OFFする事が出来ます。デフォルトではターミネータがONとなっていますが、接続機器やネットワークの構成によってはOFFする必要があります。+-いずれの端子も絶縁されていません。 
 +-RS485のD+とD-端子間にはソフト的(FTDI社のライブラリを介して)に挿抜可能な120Ωのターミネータが装備されています。デフォルトではターミネータがOFFとなっています。 
 + // ターミネータON (CBUS3->HIGH) 
 + FT_SetBitMode (ftHandle, 0x88, 1); 
 + // ターミネータOFF (CBUS3->LOW) 
 + FT_SetBitMode (ftHandle, 0x80, 1);
-TTL端子は4.7kΩでバスパワーへプルアップされています。 -TTL端子は4.7kΩでバスパワーへプルアップされています。
--市販のRS232Cケーブルを使用する場合、本製品だけでなく接続機器にもダメージを与える可能性がありますので、必ず必要な端子のみを接続したオリジナルなケーブルを使用して下さい。+-フル結線された市販のRS232Cケーブルを使用すると、本製品だけでなく接続機器にもダメージを与える可能性があります。相互に接触してはならない端子同士が接続がされないオリジナルなケーブルを使用して下さい。
-アプリケーションからポートをオープンした状態で本製品をPCのUSBコネクタから取り外さないで下さい。取り外す場合は必ず使用中のポートをクローズしてから行って下さい。 -アプリケーションからポートをオープンした状態で本製品をPCのUSBコネクタから取り外さないで下さい。取り外す場合は必ず使用中のポートをクローズしてから行って下さい。
-USBバスパワー端子から電源を供給する場合、本製品をPCに取り付けた状態で後から電源を必要とする機器を本製品に接続することは避けてください。突入電流等で本製品が不安定になる場合があります。 -USBバスパワー端子から電源を供給する場合、本製品をPCに取り付けた状態で後から電源を必要とする機器を本製品に接続することは避けてください。突入電流等で本製品が不安定になる場合があります。
-USBバスパワー端子へ外部から電源を接続することは本製品およびPCを破損しかねません。またバスパワー端子とGND端子を短絡しないでください。 -USBバスパワー端子へ外部から電源を接続することは本製品およびPCを破損しかねません。またバスパワー端子とGND端子を短絡しないでください。


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