6: 2013-09-17 (火) 21:13:50 yoshida ソース 7: 2013-09-18 (水) 13:17:34 yoshida ソース
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USBからの信号は全てのRS485・TTLへ送信されます。RS485からの返信は他のRS485及びUSBへ返信され、TTLからの返信は他のTTL及びUSBへ返信されます。~ USBからの信号は全てのRS485・TTLへ送信されます。RS485からの返信は他のRS485及びUSBへ返信され、TTLからの返信は他のTTL及びUSBへ返信されます。~
RS485とTTL間は直接通信することはできません。~ RS485とTTL間は直接通信することはできません。~
 +
 +**ユーザアプリケーション [#r41303a5]
 +
 +***Dynamixel Library [#x91df052]
 +Dynamixel製品を接続していた場合[[Dynamixel Library>DXLIB2]]を使用して簡単にユーザアプリケーションを作成することが可能です。
**デバイスドライバ [#xd623de9] **デバイスドライバ [#xd623de9]
PCとDXハブをmicroUSBケーブルで接続する前に、デバイスドライバを準備します。~ PCとDXハブをmicroUSBケーブルで接続する前に、デバイスドライバを準備します。~
-DXハブにはFTDI社のUSBシリアル変換ICが使用されています。詳細はこちらをご覧下さい。~+DXハブにはFTDI社のUSBシリアル変換ICが使用されています。詳細は[[こちら>ftdi]]をご覧下さい。~
PCに本装置のデバイスドライバをインストールしたら、通信のパフォーマンスを向上させるために、デバイスマネージャ等から該当するCOMポートのプロパティを開き、以下の設定を行っておきます。~ PCに本装置のデバイスドライバをインストールしたら、通信のパフォーマンスを向上させるために、デバイスマネージャ等から該当するCOMポートのプロパティを開き、以下の設定を行っておきます。~
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+すべてのダイアログボックスの「OK」ボタンを押して該当ポートのプロパティダイアログボックスを閉じる。 +すべてのダイアログボックスの「OK」ボタンを押して該当ポートのプロパティダイアログボックスを閉じる。
-**Dynamixel Configurator(ソフトウェア) [#w7bb99b0]+**Dynamixel Configurator [#w7bb99b0] 
 +PCからDynamixel製品と通信しパラメータをモニタリングしたり変更するアプリケーションです。本アプリケーションはリアルタイムに検出距離をグラフ表示する機能を持っていますので、実際の検出状況を把握しながらパラメータを微調整を行う事ができます。~ 
 +なおUSS3のパラメータ調整には、別途[[こちらのソフトウェア>BTE082#ya455a85]]を使用します。 
 + 
 +***対応するOS [#ub62da51] 
 +-Windows2000(SP4) 
 +-WindowsXP(SP3) 
 +-WindowsVISTA(SP2) 
 +-Windows7(SP1) 
 +-Windows8 
 + 
 +***対応するI/F [#eeed3897] 
 +-[[BTE083 FDIII-HC]] 
 +-[[BTE068 Dynamixelコンフィギュレータ]] 
 +-[[BTE082 USS3コンフィギュレータ]] 
 +-[[BTE061D USBシリアル変換ケーブル]] + [[BTE062 Dynamixel DX/RX用接続ケーブル]] 
 + 
 +***インストール [#y87d7007] 
 + 
 +****パッケージ入手 [#se5450fe] 
 +#ref(http://www.besttechnology.co.jp/dow​nload/...) 
 +公開日: 2013/09/??~ 
 +サイズ: 999,999,999 byte~ 
 +MD5チェックサム: ~ 
 +更新内容: 機能追加・コンポーネント更新に伴う再構築 
 + 
 +ダウンロード後のファイルサイズとチェックサムを確認して下さい。~ 
 +どちらかが一致しない場合、ダウンロードが正常終了していませんので、再度ダウンロードを実施して下さい。 
 + 
 +****インストール方法 [#wf017073] 
 +ダウンロードしたインストールプログラムを実行し、メッセージに従いインストールして下さい。 
 +#ref(install.png) 
 + 
 +***各機能 [#yfeb9578] 
 +#ref(dxconf.png) 
 ++通信ポート 
 +本アプリケーションで検出した(仮想)COMポートが一覧されます。Dynamixel製品が接続されているポートを選択して下さい。 
 ++通信速度 
 +接続先のDynamixel製品の通信速度を指定して下さい。 
 ++ポート開閉 
 +通信ポートと通信速度を選択した後、「Port Open」と表示されている状態で押下すると「Port Close」と表示され通信ポートが開いて通信可能となる。~ 
 +「Port Close」と表示されている状態で押下すると「Port Open」の表示となり開いていたポートが閉じられ、通信不可となる。 
 ++通信状態 
 +諸々の通信を行っている間の状態を表示する。~ 
 +CommunicationのLEDが赤色の場合は何かしらのエラーが発生している状態。~ 
 +ERRORのLEDはDynamixel製品の[[エラーフラグ>Dynamixel通信プロトコル#a1058504]]の状態を表示する。 
 ++対象ID 
 +対象となるDynamixel製品のIDを指定。それ以外のIDを持つDynamixel製品は対象外となる。 
 ++制御ボタン 
 +いずれもポートが開いている状態でのみ機能する。~ 
 +::AUTO UPDATE | 対象IDを持ったDynamixel製品と常時通信を行い、[[コントロールテーブル>Dynamixelコントロールテーブル(DX,RX,AXシリーズ用)]]の表示を最新に保つ。 
 +::Scan Start | IDやボーレートが不明なDynamixel製品を見つける。現在開いているポートのボーレートを基準に順に値を下げながら検索するため、Scan Startを押す前に予め1Mbpsを選択しておくことを推奨する。~ 
 +また、全て正常にもかかわらず見つからない場合は、[[こちら>#ac1c088b]]の待ち時間を設定し直す事。 
 +::Read All | 対象IDを持ったDynamixel製品と通信を行い、[[コントロールテーブル>Dynamixelコントロールテーブル(DX,RX,AXシリーズ用)]]の表示を更新する。 
 +::Reset | 対象IDを持ったDynamixel製品を出荷時設定に初期化する。 
 ++コントロールテーブル~ 
 +対象IDを持ったDynamixel製品との通信が正常に行われる状態で[[コントロールテーブル>Dynamixelコントロールテーブル(DX,RX,AXシリーズ用)]]の各アイテムを読み出して表示したり、値を変更するといった操作を行う。アイテムによって編集方法が異なる。


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