22: 2013-10-21 (月) 14:44:23 yoshida ソース 23: 2013-10-21 (月) 17:37:45 yoshida ソース
Line 4: Line 4:
**概要 [#i9b1c92f] **概要 [#i9b1c92f]
DXHUBはPCのUSBコネクタにDynamixelシリーズ用のI/F(RS485・TTL)を増設する製品です。~ DXHUBはPCのUSBコネクタにDynamixelシリーズ用のI/F(RS485・TTL)を増設する製品です。~
-電源コネクタを装備しており、Dynamixelへの電源の供給源として使用できます。+各I/F用のコネクタに電源を分配する機能も合わせ持ちます。
**仕様 [#w1fc9eab] **仕様 [#w1fc9eab]
Line 19: Line 19:
|寸法 |外径:約51x33mm&br;取り付け穴:45.1x26.7mm 4-φ2.2 |<| |寸法 |外径:約51x33mm&br;取り付け穴:45.1x26.7mm 4-φ2.2 |<|
|重量 | |<| |重量 | |<|
-|電源 |入力電圧:DC4~40V (絶対最大定格電圧:60V) &br;定格電流:23A (最大 100A) |<|+|電源 |入力電圧:DC4~40V (絶対最大定格電圧:60V) 逆入力保護付&br;定格電流:23A (最大 100A) |<|
|コネクタ|USB microB x1 &br;MOLEX 22-03-5045 x6 &br;MOLEX 22-03-5035 x6 |<| |コネクタ|USB microB x1 &br;MOLEX 22-03-5045 x6 &br;MOLEX 22-03-5035 x6 |<|
|各I/F仕様 |RS485|複信 半二重&br;最大通信速度 3Mbps&br;最大ノード数 256台&br;ESD保護 ±15kV| |各I/F仕様 |RS485|複信 半二重&br;最大通信速度 3Mbps&br;最大ノード数 256台&br;ESD保護 ±15kV|
Line 96: Line 96:
 real baudrate = 3000000 / internal divisor  real baudrate = 3000000 / internal divisor
| real baudrate[bps] | internal divisor |h | real baudrate[bps] | internal divisor |h
-| 3000000| 0| +| 3000000| 0*
-| 2000000| 1|+| 2000000| 1*|
| 1500000| 2| | 1500000| 2|
-| 1411764.706| 2.125| +| 1411765| 2.125| 
-| 1333333.333| 2.25| +| 1333333| 2.25| 
-| 1263157.895| 2.375|+| 1263158| 2.375|
| 1200000| 2.5| | 1200000| 2.5|
-| 1142857.143| 2.625| +| 1142857| 2.625| 
-| 1090909.091| 2.75| +| 1090909| 2.75| 
-| 1043478.261| 2.875|+| 1043478| 2.875|
| 1000000| 3| | 1000000| 3|
| 960000| 3.125| | 960000| 3.125|
-| 923076.923| 3.25| +| 923077| 3.25| 
-| 888888.889| 3.375| +| 888889| 3.375| 
-| 857142.857| 3.5| +| 857143| 3.5| 
-| 827586.207| 3.625|+| 827586| 3.625
 +| 800000 3.75| 
 +| 774194| 3.875| 
 +| 750000| 4| 
 +| 705882| 4.25| 
 +| 685714| 4.375|
| (中略) | (中略) | | (中略) | (中略) |
-| 183.105| 16384|+| 183| 16384.625| 
 +| 183| 16384.75| 
 +| 183| 16384.75| 
 +| 183| 16384.875| 
 +| 183| 16384| 
 +*は例外 [#b7a320f7]
***対応するDynamixelシリーズ [#r3b9fa50] ***対応するDynamixelシリーズ [#r3b9fa50]
Line 122: Line 132:
***RS485 I/Fのターミネータ [#m9c586dd] ***RS485 I/Fのターミネータ [#m9c586dd]
-RS485のD+とD-端子間にはソフト的(FTDI社のライブラリを介して)に挿抜可能な120Ωのターミネータが装備されています。デフォルトではターミネータがONとなっています。+RS485のD+とD-端子間にはソフト的(FTDI社のライブラリを介して)に挿抜可能な120Ωの終端抵抗が装備されています。デフォルトでは終端抵抗がONとなっています。
-最新の[[Dynamixel Configurator>DXCONF]]にはそれをON/OFFさせるためのチェックボックスが装備されていますが、自作のプログラムから制御する場合は以下のコードを参考にして下さい。+最新の[[Dynamixel Configurator>DXCONF]]には終端抵抗を任意にON/OFFさせるためのチェックボックスが新設されていますが、自作のプログラムから制御する場合は以下のコードを参考にして下さい(ftdi社の[[プログラミングガイド>http://www.ftdichip.com/Support/Documen​ts/ProgramGuides.htm]]参照の事)。
 // ターミネータON (CBUS3->HIGH)  // ターミネータON (CBUS3->HIGH)
Line 132: Line 142:
***Dynamixel Library [#x91df052] ***Dynamixel Library [#x91df052]
-接続されたDynamixelシリーズを自作のプログラムから操作するには[[Dynamixel Library>DXLIB2]]を利用して下さい。+WindowsやLinux上で動作する通信プログラムを作る際は、[[Dynamixel Library>DXLIB2]]を併用するとシリアル通信やプロトコルを意識せずにコーディングができます。~ 
 +APIに対して対象デバイスのID・番地・値といった引数を与えるだけでコントロールテーブルの読み書きが実現でき、マルチスレッド等で複数のデバイスに対して個別にアクセスする様なアプリケーションも容易に構成できます。
***Dynamixel Configurator [#va576864] ***Dynamixel Configurator [#va576864]
-//接続されたDynamixelシリーズをひとまず動かしてみるのであれば、[[Dynamixel Configurator>DXCONF]]が便利です。+デバイスのコントロールテーブルの状態をモニタしたりパラメータの変更や動作確認を簡便に行うソフトウェアとして、[[Dynamixel Configurator>DXCONF]]を提供しています。
-//コントロールテーブルの状態をモニタしながらパラメータの変更や動作確認が可能です。 +公開されているバージョンはWindows版のみとなります。
-コントロールテーブルの状態をモニタしたり、パラメータの変更や動作確認を行うには[[Dynamixel Configurator>DXCONF]]を使います。~ +
-Dynamixelシリーズを簡単に動かすことができます。+
**注意事項 [#o2f97e11] **注意事項 [#o2f97e11]
-いずれの端子も絶縁されていません。 -いずれの端子も絶縁されていません。
 +-Dynamixel MXシリーズがサポートする2250000・2500000・
 +3500000・4000000[bps]のボーレートは、DXHUBに搭載されるUSBシリアル変換チップで誤差無く設定させる事ができません。また、絶対にそれらの値に変更しないでください。
 +-[[BTE068]]でサポートしていた電源スイッチは、DXHUBでは装備されません。


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