TITLE:BTH058 FDIII-DISPLAYマニュアル #norelated #contents [[ショップページへ>http://www.besttechnology.co.jp/modules/onlineshop/index.php?fct=photo&p=95]] *概要 [#g81b7015] シリアル通信に対応したカラー液晶ディスプレイです。文字とグラフィックの表示が可能です。 FREEDOM jr.IIIの胸に装着することで、[[PCレスでFREEDOM jr.IIIを操作できるサンプルプログラム>#jf622c1c]]を用意しています。 また各種マイコンボードに接続して使用することも可能です。 特徴は以下の通りです。 -シリアル接続 -ボーレート、文字コード、文字サイズ切り替え -英数字、日本語表示 -グラフィック表示 -エスケープシーケンス対応 *仕様 [#bec6aa65] |外形|約53x76x27mm| |重さ|約45g| |動作温度|10~40℃| |消費電流|typ250mA| |解像度|320x240ドット| |表示文字数|文字サイズ小:半角2400字&br;文字サイズ中:半角1280字&br;文字サイズ大:半角600字| **内容物 [#i68206fb] #ref("FDIII-DISPLAY.png") |品名|数量| |液晶ディスプレイ|1| |アルミフレーム|1| |樹脂ネジ、ナット、ワッシャ|各4| |FREEDOMjr.III取り付け用ネジ|4| |基板用ヘッダ(JSTの[[B4B-EH>http://www.jst-mfg.com/product/detail.php?series=58]])|1| **コネクタ [#lfbf3fe3] JSBの[[EHR-4>http://www.jst-mfg.com/product/detail.php?series=58]] #ref("connecter.png") |端子番号|信号名|機能| |1|GND|GND| |2|TXout|シリアル出力| |3|RXin|シリアル入力| |4|5Vin|5V入力| **ジャンパ(ディップスイッチ) [#h8abde82] 2011年1月以降の製品にはディップスイッチは装着されていません。 ***ボーレート設定 [#r061d0fe] ディップスイッチNo1,2で設定します。 |ディップスイッチ|No2_ON|No2_OFF| |No1_ON|115200bps|19200bps| |No1_OFF|38400bps|9600bps| 14400,57600bpsへはエスケープシーケンスにて切り替えます。 ***文字コード設定 [#p43feb97] ディップスイッチNo3で設定します。 |ディップスイッチ|ON|OFF| |No3|UTF-8|SHIFT-JIS| EUC-JPには、エスケープシーケンスにて切り替えます。~ ISO-2022-JPは自動認識です。 FDIII-HCに接続して使用する場合はOFFに設定します。 ***画面サイズ設定 [#a67b402a] ディップスイッチNo4で設定します。 |ディップスイッチ|ON|OFF| |No4|半角4x8 全角8x8|半角8x16 全角16x16| 半角5x12 全角10x12にはエスケープシーケンスにて切り替えます。 *使用方法 [#d2459e45] **FDIII-HCのコネクタ [#z0308f0b] 初期のFDIII-HCにはディスプレイ接続用のコネクタが装着されていません。 #ref("connectview.png") コネクタが付いていない場合は、本製品に付属している基板用ヘッダ(JST製 B4B-EH)をご自身でハンダ付けするか、弊社にて装着サービスを行うかを選択いただきます。弊社での装着サービスを受ける場合は[[ショッピングページ>http://www.besttechnology.co.jp/modules/onlineshop/index.php?fct=photo&p=95]]を参照下さい。 #ref("handa1.png") #ref("handa2.png") ご自身でハンダ付けする場合はコネクタを上図のように装着し、裏面からハンダ付けします。 |CENTER:BGCOLOR(red):||c | :idea:|ご自身でハンダ付けをした場合、ハンダ付けに起因する故障については保証対象外となります。| **FREEDOM jr.IIIへの取り付け [#a3075a96] FREEDOM jr.IIIの胸に装着することが可能です。 #ref("FDIII-DISPLAY_T1") FREEDOM jr.IIIの胸のアルミフレームの側面に、FDIII-DISPLAYを取り付けるためのネジ穴があります。図のように2箇所ネジでFDIII-DISPLAYのフレームを胸フレームに固定します。 ---- #ref("FDIII-DISPLAY_T2") 反対側も同様にネジを締めます。 ---- #ref("FDIII-DISPLAY_T3") ケーブルは、FREEDOM jr.IIIが動いても、腕などが引っ掛からないように配線します。 ---- #ref("FDIII-DISPLAY_T4") 図のようにFDIII-HCのコネクタに接続します。 **サンプルプログラム [#e9526a75] ***基本サンプルプログラム [#t03cba12] 以下は、FDIII-DISPLAYをFDIII-HCに接続して運用する場合のサンプルプログラムです。 プログラムの書き込み方法等は、[[FDIII-HC]]又は[[FREEDOMjr.III>BTH051]]の技術情報をご覧下さい。 -[[FDIII-DisplaySMPL1.2ダウンロード>http://www.besttechnology.co.jp/download/FDIII-DisplaySMPL1.2.zip]]~ FDIII-HCのブートローダバージョン2.0に対応 -[[FDIII-DisplaySMPL1.1ダウンロード>http://www.besttechnology.co.jp/download/FDIII-DisplaySMPL1.1.zip]]~ FDIII-HCのブートローダバージョン2.0より古いものに対応 ファイル構成は以下の通りです。 |ファイル名||概要| |acc.c||FDIII-HCの加速度センサの値に応じて線を描く。| |buffer.c||画像バッファ0~3にそれぞれ絵を描いて切り替える。| |character.c||カーソル操作や色々な文字を表示する。| |drow.c||10x10ピクセルを1マスとした絵を描く。| |elipse.c||円の内側だけを塗りつぶすように楕円を描く。| |graph.c||ID=100のAX-S1の正面赤外線反射センサ値をグラフ化する。| |model.c||FREEDOM jr.IIIの各Dynamixelのパラメータを表示しながら、Dynamixelの位置をグラフィック表示する。| |pxmap.c||画像転送モードで1ピクセルづつ画像データを画像バッファ0~3へそれぞれ転送し、表示を切り替える。| |share|DisplayDraw.c|FDIII-DISPLAY用の関数が記述されている。| ***FREEDOMjr.III Operationサンプルプログラム [#jf622c1c] FDIII-DISPLAYを搭載したFREEDOM jr.IIIに、[[FREEDOMjr.III Operationサンプルプログラム>FREEDOMjr.III Operation sample program]]を適用すると、パソコンが無くとも、リモコンによるメニュー操作のみで、モーション作成や歩行パラメータの編集といった一通りの操作が行えるようになります。 詳しくは[[FREEDOMjr.III Operationサンプルプログラム>FREEDOMjr.III Operation sample program]]ページをご覧下さい。 #ref("opelation.png"); **シリアル通信設定 [#jd1aba69] シリアル通信の設定は以下の通りです。 |パラメータ|設定値| |ボーレート|9600,14400,19200,38400,57600,115200&br;初期設定は115200| |データ長|8bit| |パリティビット|なし| |ストップビット|1bit| |フロー制御|なし|
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