ページへ戻る

− Links

 印刷 

BTE082 USS3コンフィギュレータ のバックアップの現在との差分(No.6) :: Besttechnology

knowledge:BTE082 USS3コンフィギュレータ のバックアップの現在との差分(No.6)

« Prev[4]  Next »[5]
6: 2009-07-30 (木) 21:06:02 gondaira[6] ソース[7] 現: 2013-10-12 (土) 19:20:32 takaboo[8] ソース[9]
Line 1: Line 1:
-TITLE:BTE082 USS3コンフィギュレータマニュアル+TITLE:USS3コンフィギュレータマニュアル
#norelated #norelated
#contents #contents
 +[[ショップページへ>http://www.besttechnology.co.jp/modules​/onlineshop/index.php?fct=photo&p=35]]
 +
**概要 [#u07d0ff2] **概要 [#u07d0ff2]
-本製品はUSS3とPCをUSBにて簡潔に接続するハードウェアと、USS3の内部パラメータを変更したりモニタする[[Windows用プログラム>USS3 Configurator]]を含むコンフィギュレータです。+本製品は[[USS3>BTE069]]とPCをUSBにて簡潔に接続するハードウェアと、[[USS3>BTE069]]の[[コントロールテーブル>USS3コントロールテーブル]]を変更したりモニタするWindows用プログラムを含むコンフィギュレータです。
-USS3のアナログ出力機能のみを使ってデータ収集を行う場合は、USS3の内部パラメータを煮詰めるに当たって煩雑な通信やプロトコルを制御するプログラムを作成する必要がありません。また、計測データを通信にてPCで収集する場合はハードウェアがそのまま活用できますし、装置に組み込んで使用することもできます。+[[USS3>BTE069]]のアナログ出力機能のみを使ってデータ収集を行う場合は、[[USS3>BTE069]]の内部パラメータを煮詰めるに当たって煩雑な通信やプロトコルを制御するプログラムを作成する必要がありません。また、計測データを通信にてPCで収集する場合はハードウェアがそのまま活用できますし、装置に組み込んで使用することもできます。 
**基本仕様 [#m0e1137f] **基本仕様 [#m0e1137f]
|商品番号 |BTE082| |商品番号 |BTE082|
Line 66: Line 69:
***送受信ステータスLED(LED2/3 緑色) [#t0ea2f26] ***送受信ステータスLED(LED2/3 緑色) [#t0ea2f26]
USBケーブルでCN2とPCを接続しOSから使用可能な状態になった状態で、コンフィギュレータ等で通信を開始すると明滅します。無通信状態では消灯します。~ USBケーブルでCN2とPCを接続しOSから使用可能な状態になった状態で、コンフィギュレータ等で通信を開始すると明滅します。無通信状態では消灯します。~
-なお、ボーレートが一致し無いUSS3からのPCへの応答があったとしても、LED3(RX)は点灯しません。+なお、ボーレートが一致しないUSS3からのPCへの応答があったとしても、LED3(RX)は点灯しません。 
**各部の接続 [#s738023d] **各部の接続 [#s738023d]
#ref(BTE082_setsuzoku.png,100%) #ref(BTE082_setsuzoku.png,100%)
-①付属の4pinケーブルでUSS3とハブを接続します。~ ++付属の4pinケーブルでUSS3とハブを接続します。 
-②付属のUSBケーブルのminiBコネクタ側のみを、ハブのCN2に接続します。~ ++付属のUSBケーブルのminiBコネクタ側のみを、ハブのCN2に接続します。 
-③SW1をOFFにし、ACアダプタをAC100Vが供給されているコンセントにつなぎ、ACアダプタのプラグ側をハブのCN1につなぎます。++SW1をOFFにし、ACアダプタをAC100Vが供給されているコンセントにつなぎ、ACアダプタのプラグ側をハブのCN1につなぎます。
特にこの順である必要はありませんが、どの順にせよハブのSW1は始めにOFFにしておき、CN3~CN8への電源供給を断っておきます。~ 特にこの順である必要はありませんが、どの順にせよハブのSW1は始めにOFFにしておき、CN3~CN8への電源供給を断っておきます。~
Line 78: Line 82:
**デバイストライバのインストール [#q6838d6e] **デバイストライバのインストール [#q6838d6e]
-[[FTDI社>http://www.ftdichip.com/]]のホームページより[[デバイスドライバ>http://www.ftdichip.com/Drivers/VCP.htm]]を入手しインストールします。~ +PCとハブをUSBケーブルで接続する前に、デバイスドライバを準備します。~ 
-現時点でVersion2.04.16が最新で、インストーラタイプのWindows用デバイスドライバは[[こちら>http://www.ftdichip.com/Drivers/CDM/CDM%202.04.16.exe]]、zipにて圧縮されたWindows用デバイスドライバは[[こちら>http://www.ftdichip.com/Drivers/CDM/CDM​%202.04.16%20WHQL%20Certified.zip]]から入手できます。どちらを使用するかは自由で、どちらのファイルを使用しても結果は同等となります。+本製品には[[FTDI社>http://www.ftdichip.com/]]のUSBシリアル変換ICが使用されています。詳細は[[こちら>How to install FTDI's device driver]]を参照下さい。 
 + 
 +PCに本装置のデバイスドライバをインストールしたら、通信のパフォーマンスを向上させるために、デバイスマネージャ等から該当するCOMポートのプロパティを開き、以下の設定を行っておきます。 
 ++ポートの設定タブにある「詳細設定...(A)」ボタンを押す。~ 
 +#ref(portprop1.png) 
 ++詳細設定ダイアログボックスの「待ち時間(msec)」をデフォルトである16から1に変更。~ 
 +#ref(portprop2.png) 
 ++すべてのダイアログボックスの「OK」ボタンを押して該当ポートのプロパティダイアログボックスを閉じる。
**USS3 Configurator(ソフトウェア) [#ya455a85] **USS3 Configurator(ソフトウェア) [#ya455a85]
-PCと通信しUSS3のパラメータを変更したりモニタするには[[USS3 Configurator]](ソフトウェア)を使用します。詳しくは[[USS3 Configurator]]ページをご覧ください。+本ページでのメンテナンスは終了します。~ 
 +以後は[[DXCONF]]のページで公開されるツールに移管します。 
 +---- 
 +PCと通信しUSS3のパラメータを変更したりモニタするソフトウェアを紹介します。本ソフトウェアではリアルタイムに検出距離をグラフ表示する機能を持っていますので、実際の検出状況を把握しながらパラメータを微調整を行う事ができます。~ 
 +なおDynamixelシリーズのパラメータ調整には、[[別途こちらのソフトウェア>BTE068#e84cbf19]]を使用します。 
 + 
 +***対応するOS [#deeb79f7] 
 +-Windows 2000 (SP4) 
 +-Windows XP (SP3) 
 +-Windows VISTA (SP2) 
 +-Windows 7 (SP1) 
 +***対応するI/F [#pca3201b] 
 +-[[BTE083 FDIII-HC]] 
 +-[[BTE068 Dynamixelコンフィギュレータ]] 
 +-[[BTE082 USS3コンフィギュレータ]] 
 +-[[BTE061D USBシリアル変換ケーブル]] + [[BTE062 Dynamixel DX/RX用接続ケーブル]] 
 + 
 +***インストールパッケージの入手 [#f9b30c4d] 
 +#ref(http://www.besttechnology.co.jp/dow​nload/USS3CONFINST1.7.0.0.exe) 
 +公開日: 2012/9/13~ 
 +サイズ: 1,066,878 byte~ 
 +MD5チェックサム: 353afbe99c75041b3df8e2bc6fc1b258~ 
 +更新内容: 一部サポート対象外のデバイスを追加・DXLIB2 V2.7を適用・SCAN方法変更・コンポーネント更新に伴う再構築 
 + 
 +***インストール [#w84f6f84] 
 +ダウンロードしたインストールプログラムを実行し、メッセージに従ってインストールを行います。 
 +#ref(ussconfinst.png) 
 +正常にインストールが完了すると、スタートメニューのBestTech→USS3 Configuratorにショートカットが作成されます。 
 +***各機能 [#p525b6a8] 
 +#ref(usconf_outline.png) 
 ++通信ポート~ 
 +USS3コンフィギュレータで追加されるCOMポートを選択。 
 ++通信速度~ 
 +USS3に設定された通信速度を指定。USS3の出荷時設定はボーレートは57143[bps]。 
 ++ポート開閉~ 
 +通信ポート及び通信速度を選択した後、「Port Open」と表示されている状態で押下すると「Port Close」の表示になり該当ポートが開き、通信可能になる。~ 
 +「Port Close」と表示されている状態で押下すると、「Port Open」の表示になり該当ポートが閉じ、通信不可能になる。 
 ++通信状況~ 
 +諸々の通信を行っている間の状態を表示する。~ 
 +CommunicationのLEDが赤色の場合は何かしらのエラーが発生している状態。~ 
 +ERRORのLEDはUSS3の[[エラーフラグ>DYNAMIXEL Communiation Protocol 1.0#a1058504]]の状態を表示する。 
 ++対象ID~ 
 +対象となるUSS3のIDを指定。それ以外のIDを持つデバイスは対象外となる。 
 ++制御ボタン~ 
 +いずれもポートが開いている状態でのみ機能する。~ 
 +::AUTO UPDATE | 対象IDを持ったUSS3と常時通信を行い、[[コントロールテーブル>USS3コントロールテーブル]]の表示を最新に保つ。 
 +::Scan Start | IDやボーレートが不明なUSS3を見つける。現在開いているポートのボーレートを基準に順に値を下げながら検索するため、Scan Startを押す前に予め1Mbpsを選択しておくことを推奨する。~ 
 +また、全て正常にもかかわらず見つからない場合は、[[こちら>#q6838d6e]]の待ち時間を設定し直す事。 
 +::Read All | 対象IDを持ったUSS3と通信を行い、[[コントロールテーブル>USS3コントロールテーブル]]の表示を更新する。 
 +::Reset | 対象IDを持ったUSS3を出荷時設定に初期化する。 
 +::Trend Graph | Distanceをトレンドグラフ化するウィンドウを表示する。 
 +::ダイアル | [[コントロールテーブル>USS3コントロールテーブル]]のアイテムである[[Threshold(アドレス32~33)>USS3コントロールテーブル#q599359f]]の値を簡易的に調整する。 
 ++コントロールテーブル~ 
 +対象IDを持ったUSS3との通信が正常に行われる状態で[[コントロールテーブル>USS3コントロールテーブル]]の各アイテムを読み出して表示したり、値を変更するといった操作を行う。アイテムによって編集方法が異なる。
« Prev[4]  Next »[5]