*プログラミング [#c7bb54c8] #ref(SoundMeter_1.png) 「AX-S1で最大音量を測定し、それに対応した角度へAX-12+のホーンを動かす」というプログラムを作成します。 **処理の流れを図にする。 [#fac5abab] 先ず処理の流れを図にします。 #ref(flow.png) AX-S1の最大音量を取得し、それに対応した角度へAX-12+のホーンを動かすを繰り返すだけとなります。 **準備 [#m074851f] GCC Developer Liteを起動して、Chapter3で作成したプログラムを開いて下さい。 メニューの「ファイル」→「開く」→ ファイル(AutomaticBar.c)を選択し、「開く」をクリックします。 ---- ファイルを別の名前で保存します。 メニューの「ファイル」→「名前を付けて保存」→ファイル名に「SoundMeter.c」と入力して「保存」します。 **バーの開閉から音量最大値の取得へ変更 [#tfcaa108] バーの開閉部分を削除し、正面赤外線センサの値の取得を音量最大値の取得へ変更します。 #ref(gcc_edit_1.png,100%) DX_ReadByteDataの第2引数を27から36へ変更します。 [[AX-S1コントロールテーブル>FDIIICHAPTER1.1#ye0e23e2]]にある通り、音量最大保持値はアドレス36です。 音量最大保持値はアドレス35の音量測定値の最大値を保持し続けます。 **アクチュエータのホーンを動かす [#r33f5d9f] #ref(gcc_edit_2.png) アクチュエータのホーンの角度をメーターに見立て、音量最大保持値に対応した角度にホーンを動かします。 アクチュエータのホーンを動かすには、fd_DXSetPosition関数を使います。詳しくは[[Chapter3.3のブザーを鳴らすからバーを開けるに変更>FDIIICHAPTER3.3#o54aa8b3]]を参照して下さい。 音量最大保持値に対応した角度にアクチュエータのホーンを動かしますので、ゴールポジション=音量最大保持値です。~ 音量最大保持値は fd_DXReadByteData (100, 36, &ReadData); で変数ReadDataに代入されます。従ってゴールポジションにはReadDataと書きます。 ReadDataの前に&は付けません。変数の前に&を付けるとその変数のアドレスになります。 ゴールポジションに書き込むのは、ReadDataのアドレスではなく、ReadDataに入っている値です。
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