ページへ戻る

− Links

 印刷 

2014年度版マイコン事始め​/突然ですが半田付け のバックアップソース(No.2) :: Besttechnology

knowledge:2014年度版マイコン事始め/突然ですが半田付け のバックアップソース(No.2)

« Prev[4]  Next »[5]
**とっても危険 [#mff04393]
火を扱うのと相違ないぐらい危険な作業です。数百度の金属の棒を手で握りながら行う作業なので、一度も火傷した経験が無いという人はいないのではないでしょうか。~
もちろん火災にも気をつけなければなりません。著者がどこでも平気でタバコを吸っていた時分は半田ごてで着火したことがあるぐらいですから、延焼しない理屈はありません。

今のご時世は何をするにも危ないから止めなさいという文化が根付いているので、リスクがあれば回避するのが普通なのでしょう。マイカーのボンネットを開けたことが無いという人もいるぐらいですから、不思議はありませんが。~
しかし、そんな事を言っている間に自力で何にもできなくなってしまいますので、ここではチャレンジする前提とします。

**半田付けをするにあたって [#ed6856a8]
個人的な話で恐縮ですが、半田付けの仕方を誰からか教わったかと言うとそういう記憶はなく、何の気なしに電子回路のキットを買ってきて、それを訳のわからないままいじくり倒して自力でできる様になった気がします。~
その後は学生の頃から秋葉原のジャンクショップなどで入手した基板からパーツを外したり、ユニバーサル基板に独自の実装をしたりと、今思うとかなりの練習になったと感じています。
#ref(soldering.png)
今や機械で半田付けするのと遜色ないテクニックを会得し、特殊なパッケージのICまで機械に頼らずに半田付けできるようになってしまいました。~
それだけ長く携わっている者が、初めての人になぜできない?とは言いません。絵を描くのと同じぐらいに練習が必要ですし、失敗したときのリカバリーも必要になります。

**石橋をたたきながら [#l6074207]
著者の修練のプロセスは全く参考にならないと思いますので、ここは専門の方に解説して頂くことにします。~
ハンダ付け職人の[[株式会社ノセ精機>http://www.noseseiki.com/]]さまが仕事で培ったノウハウを余すところなくホームページにて紹介されています。ここではノセ精機様のご厚意で紹介させていただいています。
#ref(noseseiki.png)
初めて半田付けにチャレンジする方は、まず「[[はんだ付け講座>http://www.noseseiki.com/kouza/index.html]]」を一通りご覧になり、実際に練習されたい方は[[教本や教材>http://www.noseseiki.com/kyouzai/index.html]]を利用されてはいかがでしょうか。

**最低限用意しておくもの [#uef96e57]
ノセ精機さまが紹介されていらっしゃる「[[はんだ付け職人のハンダゴテセット>http://www.noseseiki.com/handakote/index.html]]」を選べば間違いは無いでしょう。
#ref(kotehon02.jpg)
ちょっと高めかと思われるかもしれませんが、必要なものが全てそろっています。
**マイコンボードのどこに半田するの? [#se7ea17c]
各々のマイコンボードの詳細は別の章で紹介しますが、基板に設けられたランド(コネクタなどの部品を装着するための穴)に対して半田付けが強いられます。~
マイコンボードから外の世界との接点はそのランドを中継する事になるため、実験しやすい様にコネクタやケーブルを装着するには半田付けを行わなくてはなりません。

« Prev[4]  Next »[5]