ページへ戻る

− Links

 印刷 

BTX048 RC-100B のバックアップソース(No.4) :: Besttechnology

knowledge:BTX048 RC-100B のバックアップソース(No.4)

« Prev[4]  Next »[5]
#norelated
#contents
**概要 [#lfb90213]
汎用ワイヤレスロボットコントローラです。コントローラに内蔵されたZEALと予めペアリングされたZEAL間で無線通信を行い、10個のボタンとその組み合わせにより多数の指令を送ることが可能です。
複数のRC-100Bを同時に使用しても混信することはありません。

**基本仕様 [#t3b64c42]
無線機器の詳細仕様は[[BTX047 ZEAL]]ページを参照してください。~

|ボタン数|10個|
|出力数|1023通り|
|電源|単三電池2本(付属していません)、パワーセイバー機能付|

**外観 [#y8b05154]
|#ref(RC-100_TOP.png,40%)|#ref(RC-100_BOTTOM.png,40%)|

**ZEAL使用方法 [#qabb6082]
ZEALはRC-100Bに内蔵されたZEALと予めペアリングされています。~
ZEALの使用方法は[[BTX047 ZEAL]]をご覧下さい。

**通信プロトコル [#b865dff2]
***プロトコル1 [#ldfbd34e]
FREEDOMライブラリを使用してボタンの状態を取得する際のプロトコルです。
各ボタンは以下の通り出力値が割り当てられています。
 ボタン名:出力値 10進数(16進数)
 [U] : 1 (0x1)
 [D] : 2 (0x2)
 [L] : 4 (0x4)
 [R] : 8 (0x8)
 [1] : 16 (0x10)
 [2] : 32 (0x20)
 [3] : 64 (0x40)
 [4] : 128 (0x80)
 [5] : 256 (0x100)
 [6] : 512 (0x200)
複数のボタンを同時に押すと出力値を足した値となります。~
~
ボタン出力値は6byteのパケットで表されます。~

1byte:0xff固定~
2byte:0x55固定~
3byte:ボタン出力値の下位バイト~
4byte:ボタン出力値の下位バイトの論理反転~
5byte:ボタン出力値の上位バイト~
6byte:ボタン出力値の上位バイトの論理反転~
※「0x」は16進数を表しています。~

例えば[U]と[6]を同時に押した場合、ボタン出力値は10進数で513。~
16進数で表すと0x201、下位バイトは0x01、上位バイトは0x02。~
2進数で表すと1000000001、下位バイトは00000001、上位バイトは00000010。~
論理反転した値は2進数で表すと0が1に、1が0になります。~
よって論理反転の下位バイトは11111110、上位バイトは11111101。~
16進数(10進数)で表すと下位バイトは0xfe(254)、上位バイトは0xfd(253)~
パケットは以下のようになります。~
 0xff 0x55 0x01 0xfe 0x02 0xfd (16進数)
***プロトコル2 [#ube52a4b]
***プロトコル3 [#hf82d311]
**使用方法 [#y8e3ecc5]
***準備 [#q3484d7c]
-単三電池をRC-100に搭載します。(電池は付属していません。)
#ref(RC-100_BAT.png,40%)
|CENTER:BGCOLOR(red):||c
|  :idea:|出荷時にRC-100に内蔵されたZEALと付属のZEALはペアリングされています。他のBluetooth機器との接続はできません。|
***電源ON・OFF [#hd085996]
コントローラ中央の電源ボタンを長押しすると電源が入ります。電源が入っている状態で電源ボタンを長押しすると電源が切れます。
***通信プロトコルの切り替え [#zeb90fcd]
5,6ボタンと1~3ボタンの何れかを同時に押しながら電源を入れると以下の通り通信プロトコルの設定を行います。~
-5,6,1ボタンを同時に押しながら電源を入れるとプロトコル1に設定
-5,6,2ボタンを同時に押しながら電源を入れるとプロトコル2に設定
-5,6,3ボタンを同時に押しながら電源を入れるとプロトコル3に設定

一度設定すると電源を切っても設定が保持されます。

« Prev[4]  Next »[5]