11: 2011-07-09 (土) 12:51:29 takaboo[6] [7] | 現: 2021-07-22 (木) 16:11:13 takaboo[6] [8] | ||
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+ | TITLE:installation of ftdi's driver | ||
*FTDI USBシリアル変換チップ [#w0ce0f9e] | *FTDI USBシリアル変換チップ [#w0ce0f9e] | ||
弊社の一部の製品にはPCのUSBポートに接続して使用するものがあり、大半はPCからシリアルポートとしてアクセスする仕様になっています。~ | 弊社の一部の製品にはPCのUSBポートに接続して使用するものがあり、大半はPCからシリアルポートとしてアクセスする仕様になっています。~ | ||
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いくつか問題が発生するケースが見受けられるため、本ページにそれらの情報を集約しておきます。 | いくつか問題が発生するケースが見受けられるため、本ページにそれらの情報を集約しておきます。 | ||
*デバイスドライバの入手 [#r55ec6cb] | *デバイスドライバの入手 [#r55ec6cb] | ||
- | [[FTDI社>http://www.ftdichip.com/]]のホームページに[[デバイスドライバ>http://www.ftdichip.com/Drivers/VCP.htm]]が公開されています。~ | + | [[FTDI社>https://ftdichip.com/]]のホームページに[[デバイスドライバ>https://ftdichip.com/drivers/vcp-drivers/]]が公開されています。~ |
- | 現時点でVersion2.08.14が最新です。インストーラタイプのWindows用デバイスドライバは[[こちら>http://www.ftdichip.com/Drivers/CDM/CDM20814_Setup.exe]](Ver2.08.14)、zipにて圧縮されたWindows用デバイスドライバは[[こちら>http://www.ftdichip.com/Drivers/CDM/CDM20814_WHQL_Certified.zip]](Ver2.08.14)から入手できます。 | + | Windows版は現時点でVersion2.12.36.4が最新です。インストーラタイプのWindows用デバイスドライバは[[こちら>https://ftdichip.com/wp-content/uploads/2021/08/CDM212364_Setup.zip]]、ZIPにて圧縮されたWindows用デバイスドライバは[[こちら>https://ftdichip.com/wp-content/uploads/2023/09/CDM-v2.12.36.4-WHQL-Certified.zip]]から入手できます。 |
- | *デバイスドライバのインストール方法 [#e11a59c4] | + | *Windows用デバイスドライバのインストール方法 [#e11a59c4] |
- | **事前にデバイスドライバをPCにインストールしておく場合 [#b4472ad3] | + | **事前にデバイスドライバをWindowsへインストールしておく場合 [#b4472ad3] |
- | 悩まずに作業する方法だと思います。~ | + | PCにUSBデバイスを接続する前に[[この>https://ftdichip.com/wp-content/uploads/2021/08/CDM212364_Setup.zip]]ZIPファイルをダウンロードし任意の場所に展開しておきます。展開したEXEファイルを管理者権限で実行するとデバイスドライバに関連するファイルがWindowsへ登録されるので、以後はUSBデバイスをPCに接続するだけで自動的にデバイスドライバが適用されるはずです。 |
- | PCにUSBデバイスを接続する前に[[この>http://www.ftdichip.com/Drivers/CDM/CDM20814_Setup.exe]]EXEファイルをダウンロードして実行しておくと、デバイスドライバに関連するファイルがWindowsのシステムフォルダにコピーされます。後はUSBデバイスをPCに接続し、もしドライバファイルを要求されてもWindows自身に検索させれば探して適用してくれるはずです。 | + | |
- | なお、何度か発生している事象として、ドライバをインストールするEXEファイルを初めて実行すると、実際にはコピーされずに終了してしまうケースがある様です。その場合はもう一度EXEファイルを実行してみてください。 | + | なお、何度か発生している現象として、ドライバをインストールするEXEファイルを初めて実行すると、実際にはコピーされずに終了してしまうケースがある様です。その場合はもう一度EXEファイルを実行してみてください。 |
**必要に応じて都度デバイスドライバをインストールする場合 [#h4c49c36] | **必要に応じて都度デバイスドライバをインストールする場合 [#h4c49c36] | ||
スキルがあればこちらの方法を選んでも構いません。~ | スキルがあればこちらの方法を選んでも構いません。~ | ||
- | 予め[[この>http://www.ftdichip.com/Drivers/CDM/CDM20814_WHQL_Certified.zip]]ZIPファイルをダウンロードし任意の場所に解凍しておきます。USBデバイスをPC接続しドライバファイルを要求されたら、先に解凍しておいた場所を指定して適用させます。 | + | 予め[[この>https://ftdichip.com/wp-content/uploads/2023/09/CDM-v2.12.36.4-WHQL-Certified.zip]]ZIPファイルをダウンロードし任意の場所に解凍しておきます。USBデバイスをPC接続しドライバファイルを要求されたら、先に解凍しておいた場所を指定して適用させます。 |
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+ | *インストール後のUSBデバイスの状態 [#h3367f02] | ||
+ | 内蔵されるUSBシリアル変換チップによって若干異なりますが、接続されているUSBシリアル変換デバイスが1台であってもデバイスマネージャの「ユニバーサルシリアルバスコントローラ」と「ポート(COMとLPT)」にそれぞれ対になったデバイスが登録されます。~ | ||
+ | TINY JTAG-ICE2を接続した場合を例にとりますと、デバイスマネージャ(種類別)では以下のデバイスが登録されます。 | ||
+ | #ref(newdevice.png)~ | ||
+ | 接続別でみると以下の様になります。 | ||
+ | #ref(newdevice2.png)~ | ||
+ | COM10の数字部分はデバイスドライバをインストールした際に、既に予約されているCOMポート番号を除く最も若い番号が割り当てられますが、デバイスのプロパティで手動で変更する事もできます。このCOM番号を頼りにシリアル通信を行いますので、メモしておくべきです。 | ||
*FAQ [#t43d3b32] | *FAQ [#t43d3b32] | ||
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#ref(prop.png)~ | #ref(prop.png)~ | ||
その後再度USBデバイスを抜き差しすれば、ポート(COMとLPT)に「USB Serial Port(COMxx)」がインストールされるはずです。 | その後再度USBデバイスを抜き差しすれば、ポート(COMとLPT)に「USB Serial Port(COMxx)」がインストールされるはずです。 | ||
+ | |||
+ | ''Q:''なんかもう良くわからない状態に ;( 。~ | ||
+ | ''A:''まず環境変数に「devmgr_show_nonpresent_devices」を追加し、値に1を設定します。その後デバイスマネージャで「非表示のデバイスの表示」にチェックを入れると、接続していないデバイスも要不要に関わらず表示される様になりますので、勇気があればそこから手動で削除するのも良いかと思います。 | ||
''Q:''PCにUSBコネクタがたくさんあるのですが何処に挿したら良いでしょう?~ | ''Q:''PCにUSBコネクタがたくさんあるのですが何処に挿したら良いでしょう?~ |
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