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OpenOCD のバックアップの現在との差分(No.58) :: Besttechnology

knowledge:OpenOCD のバックアップの現在との差分(No.58)

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58: 2022-09-27 (火) 21:18:22 takaboo[6] ソース[7] 現: 2024-10-27 (日) 11:41:58 takaboo[6] ソース[8]
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OpenOCDはPC内でネットワークのデーモンとして実行され、割り当てられたポートに対して種々のアプリケーションからアクセスし、OpenOCD及びJTAG I/F Hardwareを介してターゲットとコンタクトする形を取るのが一般的の様です。 OpenOCDはPC内でネットワークのデーモンとして実行され、割り当てられたポートに対して種々のアプリケーションからアクセスし、OpenOCD及びJTAG I/F Hardwareを介してターゲットとコンタクトする形を取るのが一般的の様です。
-*コンパイル済みバイナリの提供 [#w4125957]+**コンパイル済みバイナリの提供 [#w4125957]
OpenOCD自体はソースから使用者自ら構築するのが通常ですが、[[TINY JTAG-ICE2]]を有効に活用するためにWindows上で動作するバイナリを提供しています。I/Fないしチップは[[TINY JTAG-ICE2]], [[J-LINK:http://www.segger.com/jlink.htm​l]], [[FT2232:http://www.ftdichip.com/Product​s/FT2232D.htm]], [[ST-Link:http://www.st.com/ja/developme​nt-tools/st-link-v2.html]], [[CMSIS-DAP:http://www.arm.com/cmsis]]に限定し、以下の様な操作で[[MSYS2>https://www.msys2.org/]]上でコンパイルしています。 OpenOCD自体はソースから使用者自ら構築するのが通常ですが、[[TINY JTAG-ICE2]]を有効に活用するためにWindows上で動作するバイナリを提供しています。I/Fないしチップは[[TINY JTAG-ICE2]], [[J-LINK:http://www.segger.com/jlink.htm​l]], [[FT2232:http://www.ftdichip.com/Product​s/FT2232D.htm]], [[ST-Link:http://www.st.com/ja/developme​nt-tools/st-link-v2.html]], [[CMSIS-DAP:http://www.arm.com/cmsis]]に限定し、以下の様な操作で[[MSYS2>https://www.msys2.org/]]上でコンパイルしています。
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 # make  # make
-[[OpenOCD_x86_0.12.0-rc1+dev-00023-gae937791d:https://www.besttechnology.co.jp/downlo​ad/OpenOCD_x86_0.12.0-rc1+dev-00023-gae937791d.zip]]~ +[[OpenOCD_x86_0.12.0+dev-00761-gd09ff4764:https://www.besttechnology.co.jp/downlo​ad/OpenOCD_x86_0.12.0+dev-00761-gd09ff4764.zip]]~ 
-[[OpenOCD_x64_0.12.0-rc1+dev-00023-gae937791d:https://www.besttechnology.co.jp/downlo​ad/OpenOCD_x64_0.12.0-rc1+dev-00023-gae937791d.zip]]~ +[[OpenOCD_x64_0.12.0+dev-00761-gd09ff4764:https://www.besttechnology.co.jp/downlo​ad/OpenOCD_x64_0.12.0+dev-00761-gd09ff4764.zip]]~ 
-[[OpenOCD_x86_0.12.0-rc1+dev-00001-gb89cf71e2:https://www.besttechnology.co.jp/downlo​ad/OpenOCD_x86_0.12.0-rc1+dev-00001-gb89cf71e2.zip]]~ +[[OpenOCD_x86_0.12.0+dev-00755-gedf2c82cf:https://www.besttechnology.co.jp/downlo​ad/OpenOCD_x86_0.12.0+dev-00755-gedf2c82cf.zip]]~ 
-[[OpenOCD_x64_0.12.0-rc1+dev-00001-gb89cf71e2:https://www.besttechnology.co.jp/downlo​ad/OpenOCD_x64_0.12.0-rc1+dev-00001-gb89cf71e2.zip]]~+[[OpenOCD_x64_0.12.0+dev-00755-gedf2c82cf:https://www.besttechnol​ogy.co.jp/download/OpenOCD_x64_0.12.0+de​v-00755-gedf2c82cf.zip]]~ 
 +[[OpenOCD_x86_0.12.0+dev-00730-gad2161361:https://www.besttechnology.co.jp/downlo​ad/OpenOCD_x86_0.12.0+dev-00730-gad2161361.​zip]]~ 
 +[[OpenOCD_x64_0.12.0+dev-00730-gad2161361:https://www.besttechnol​ogy.co.jp/download/OpenOCD_x64_0.12.0+dev-00730-gad2161361.zip]]~
[[OpenOCD_x86_0.11.0+dev-00873-g219cb959​8:https://www.besttechnology.co.jp/downl​oad/OpenOCD_x86_0.11.0+dev-00873-g219cb9​598.zip]]~ [[OpenOCD_x86_0.11.0+dev-00873-g219cb959​8:https://www.besttechnology.co.jp/downl​oad/OpenOCD_x86_0.11.0+dev-00873-g219cb9​598.zip]]~
[[OpenOCD_x64_0.11.0+dev-00873-g219cb959​8:https://www.besttechnology.co.jp/downl​oad/OpenOCD_x64_0.11.0+dev-00873-g219cb9​598.zip]]~ [[OpenOCD_x64_0.11.0+dev-00873-g219cb959​8:https://www.besttechnology.co.jp/downl​oad/OpenOCD_x64_0.11.0+dev-00873-g219cb9​598.zip]]~
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**J-LINK [#j891569e] **J-LINK [#j891569e]
-最近のパッチでかなり広い範囲でJ-LINKのサポートがなされています。各社の評価キットを購入して余っている[[J-LINK:http://www.segger.com/jlink.html]]がOpenOCDで使える可能性がありますので、試してはどうでしょう。~ +以前紹介していたlibusb-win32のドライバに入れ替える方法ではなく、Windows上であればこちらも[[ST-LINK>#e6f98130]]と同様にWinUSBのデバイスドライバに入れ替える事で対応します。
-Linuxでは当然の様につなげば直ぐに使える状態になりますが、Windowsではそうもいきません。OpenOCDにおいてはUSBデバイスのアクセス方法がLinuxの流儀に大体従っているため、かなり低レベルの所からUSBを制御できる環境が必要です。OpenOCDにおいてはlibusbのWindows版である[[libusb-win32:http://sourceforge.net/ap​ps/trac/libusb-win32/wiki]]を仲介する事でJ-LINKへ直接制御をかけられる様になります。~ +
-libusb-win32をインストールしても問題ない環境であれば良いのですが、PC丸ごとおかしげになるのが普通ですので止めるべきです。ここではJ-LINK用のinfファイルを構成し、J-LINKのみのデバイスドライバを置き換える方法を紹介します。 +
--[[libusb-win32のダウンロード:http://sourceforge.net/project/showfile​s.php?group_id=78138]]から[[libusb-win32-bin-1.2.6.0.zip:http://so​urceforge.net/projects/libusb-win32/file​s/libusb-win32-releases/1.2.6.0/libusb-w​in32-bin-1.2.6.0.zip/download]]を落としてくる。 +
--J-LINKをPCに接続し、ダウンロードしたファイルを適宜解凍してbin/x86フォルダにあるinf-wizard.exeを実行。~ +
-#ref(libusb-bin.png) +
--USBにつながったデバイスが列挙されるので、J-LINKに該当するデバイスを選択し、Next>をクリック。~ +
-#ref(inf-wizard.png) +
--ベンダIDやプロダクトIDが表示され、間違いが無ければNext>をクリック。~ +
-#ref(inf-wizard2.png) +
--保存先とファイル名を聞いてくるので、適宜入力し保存をクリック(ここではひとまず「J-LINKforOOCD.inf」としている)。~ +
-#ref(j-link_saveinf) +
--最後にFinishを押すと2つのファイル(J-LINKforOOCD.catとJ-LINKforOOCD.inf)が作られる。binフォルダ内にある4つのフォルダを今作ったinfファイルにコピーしてデバイスドライバ一式が完成。 +
-#ref(j-link_inf_sys_dll.png) +
--[[SEGGER社のJ-LINKソフトウェア:http://www.segger.com/download_jlink.ht​ml]]のデバイスドライバが適用されているのであれば、デバイスマネージャで先ほど作ったデバイスドライバへ手動で入れ替える。不明なデバイス状態もしくはデバイスドライバを要求された場合も、先ほどのデバイスドライバを適用すれば準備完了。 +
- +
-J-LINKソフトウェアにおいてライセンスを登録しない場合に利用制限を受けるJ-LINKが、うまくゆけばOpenOCDで活用できるかもしれません :p 。~ +
-J-LINKソフトウエアで使用したくなったら、デバイスドライバを元の物に入れ替えれば良いまでです。+
*その他 [#bba86000] *その他 [#bba86000]
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