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BTC096 Digitus SAM3S :: Besttechnology

knowledge:BTC096 Digitus SAM3S

ページ内コンテンツ
    • Digitusシリーズの特徴
    • 概要
    • 基本仕様
      • 外観
      • 回路図
      • 配置・外形
      • コネクタ・端子・スイッチ等
        • CN1, CN2
        • CN3
        • CN4
        • LED1
        • PB1
        • USER RAND
    • 各機能の詳細
      • 電源
      • USB
      • プッシュボタン(PB1)

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Digitusシリーズの特徴 anchor.png[2]

  • 小指サイズの汎用マイコンボードシリーズ
  • USBコネクタを装備しバスパワー駆動サポート
  • ブレッドボード等で扱いやすい40ピンDIPパッケージサイズ
  • 専用ブートローダを搭載し自作したプログラムをUSBを介して転送
  • チップに搭載された機能をできる限りくコネクタへ接続
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概要 anchor.png[3]

Digitus SAM3SはAtmel社[4]製ATSAM3S4A(cortex-M3コア)を搭載し、USBケーブルを接続すればバスパワーで駆動でき、PCに割り当てられるCOMポートを介してプログラムの書き換えやプログラムのデバッグができます。また、外部端子にはマイコンのほぼ全ての端子が割り当てられており、ブレッドボードでのテストなどを簡便に行うことができます。

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基本仕様 anchor.png[5]

商品番号BTC096
PCBリビジョンE102 (2層)
CPUAtmel ATSAM3S4A[6]
メモリフラッシュROM: 256kbyte
SRAM: 48kbyte
クロック外部オシレータ:12MHz (内部はCKGR・PMCによりプログラマブル)
通信機能USB
動作温度0~+70℃ 結露なきこと
動作電圧USBバスパワー:DC5V
ボード内:DC3.3V
消費電流35mA (MAX)
寸法約19×52mm
コネクタ等1x20ピンランド×2, USB-MicroB×1, プッシュボタン×1, 電源モニタLED
付属品
環境配慮RoHS準拠, 鉛フリー半田
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外観 anchor.png[7]

topbottom
[添付]
[添付]
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回路図 anchor.png[8]

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配置・外形 anchor.png[10]

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コネクタ・端子・スイッチ等 anchor.png[12]

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CN1, CN2 anchor.png[13]
  • 2.54mmピッチ1列 20ピン×2
  • ランド穴径 0.9mm
  • *の記述がある端子は基板内で使用されていたり、パーツの未実装により配線が完結していない事を意味する。詳細は()中のコメントと回路図を参照の事。
    CN1CN2
    No.端子名称No.端子名称
    1GND40*XIN/PB9 (R3未実装・X1に接続)
    23.3V39*XOUT/PB8 (R4未実装・X1に接続)
    3*ADVREF (L1を介し3.3Vに接続)38*DDP/PB11 (R6を介しCN3に接続)
    4PB0/AD437*DDM/PB10 (R5を介しCN3に接続)
    5PB1/AD536ERASE/PB12
    6PB2/AD635TCK/SWCLK/PB7
    7PB3/AD734TMS/SWDIO/PB6
    8PA17/PGMD5/AD033JTAGSEL
    9PA18/PGMD6/AD132TDO/TRACEWO/PB5
    10PA19/PGMD7/AD231PA0/PGMEN0
    11PA20/AD330PA1/PGMEN1
    12PA16/PGMD429PA2/PGMEN2
    13PA15/PGMD328PA3
    14PA14/PGMD227TST
    15PA13/PGMD126*NRST (R2でプルアップ・PB1に接続)
    16PA12/PGMD025PA4/PGMNCMD
    17PA11/PGMM324PA5/PGMRDY
    18PA10/PGMM223PA6/PGMNOE
    19PA9/PGMM122TDI/PB4
    20PA8/XOUT32/PGMM021PA7/XIN32/PGMVALID
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CN3 anchor.png[14]
  • USB-MicroBレセプタクル
  • 直列抵抗を介してSAM3SのUDPへ接続
  • USBバスパワーをボード上の電源として供給(約500mAの電流制限および逆流防止回路付)
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CN4 anchor.png[15]
  • 1.27mmピッチ7ピンランド
  • JTAG/SWD用
    No.端子名称
    1TCK/SWCLK/PB7
    2GND
    3TMS/SWDIO/PB6
    43.3V
    5TDO/TRACEWO/PB5
    6NRST
    7TDI/PB4
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LED1 anchor.png[16]
  • LED
  • 色:赤
  • 電源の印加で点灯
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PB1 anchor.png[17]
  • プッシュボタン
  • 押下でNRST端子をGNDへ短絡
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USER RAND anchor.png[18]
  • 基板端に設けられたフリーなランド
  • シルクにGNDと3.3Vとある2つのランドはボード内の電源に接続済
E102_USERLAND.png
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各機能の詳細 anchor.png[19]

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電源 anchor.png[20]

    • USB BUS Power
      CN3にUSBケーブルを接続するとPCから約5Vの電源(バスパワー)が供給され、ボード内のLDOにて3.3Vが作られます。
      CN1-2(3.3V)端子とCN1-1(GND)端子間からは3.3Vが出力されます。
      buspower.png
    • Self Power
      CN1-2(3.3V)端子とCN1-1(GND)間に安定した3.3Vの外部電源を接続します。
      CN1-1,2に外部電源からの電圧を供給した状態でUSBケーブルを接続すると、両電源がボード内で衝突することになります。ボード内に電流制限付きの整流回路が挿入されているため、通常は外部電源の電流がUSBポートを介してPCへ逆流することはありません。しかし外部電源の電圧がボード内のLDOで生成される3.3Vより低くなると、その電位差をLDOがまかなおうとします。その際の電流が最大500mAを超える場合は、LDOによるボード外部への3.3V供給をあきらめ、本ボードへの電源供給ラインに整流回路を設けます。
      selfpower.png
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USB anchor.png[21]

CN3にはUSBケーブルを接続します。主にプログラムの転送やデバッグに使用します。 専用のデバイスドライバはGCC Developer Liteに含まれます。

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プッシュボタン(PB1) anchor.png[22]

PB1を押下するとNRST端子がGNDに接続されます。
ブートローダはそれを検出してコマンドモードに遷移します。


Last-modified: 2014-04-09 (水) 19:37:33 (JST) (3663d) by takaboo