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Disable driver signature enforcement のバックアップソース(No.4) :: Besttechnology

knowledge:Disable driver signature enforcement のバックアップソース(No.4)

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#norelated
#contents

**はじめに [#s808bf8e]
Windowsのバージョンが変われば様々な仕様が変わってくるのは致し方ないところです。~
ここでは仕様変更の最たるところであるデジタル署名なしデバイスドライバの拒否を解除しインストールする手段を記載します。なお、弊社では署名が無いから危険な代物を適用する訳ではありませんのでご安心を。

動作確認済OS:Windows 7/8/8.1/10 いずれも64bit

**Windowsの起動条件設定[#lfa90e60]
デバイスドライバをインストールする前に、Windowsのブートメニューを表示させ、手動にてモードを選択する事を促します。~
他の操作でも同じ効果がありますが、Windows8以降ではそこにたどり着くまでの道のりが長いため、できるだけ簡単と思われる操作を記載します。
***手動による操作 [#t869943c]
+コマンドプロンプトを''管理者権限''で起動~
スタートメニューにコマンドプロンプトのショートカットがあるはずですので、そのショートカットアイコンの上でマウスを右クリックし、「管理者として事項」を選択して起動します。
--Windows 7~
#ref(win7_cmd.png,100%)
--Windows 8/8.1/10
#ref(win8_cmd,100%)
+BCDEDITコマンドを起動~
起動したコマンドプロンプト上で以下のコマンドを実行します。一字一句間違えずに入力しなくてはなりません。
 bcdedit /set {current} onetimeadvancedoptions on
成功すると以下のメッセージが表示されます。
#ref(bcdedit_success.png,100%)
コマンドプロンプトが管理者で起動されていない場合、操作は失敗します。その場合はコマンドプロンプトを管理者で起動し直してから再度同じ操作を行います。
#ref(bcdedit_fail.png,100%)
+コマンドプロンプトを終了~
コマンドプロンプト上で以下のコマンドを実行し、コマンドプロンプトを終了します。
 exit
+Windwosを再起動~
シャットダウンでは無く''再起動''させます。

***バッチファイルによる操作 [#jbfc867c]
以下のバッチファイルを使用すると簡単です。
#ref(adv_menu.bat)
ダウンロード後、「管理者として実行」にて実行させると、[[手動操作>#t869943c]]と同様の効果があります。~
#ref(use_bat.png,100%)
なお、本バッチファイルでは強制的に再起動を行うため、他のアプリケーションを終了した上で実行してください。

**PCの再起動直後 [#z810770c]
[[先の操作>#lfa90e60]]が成功すると、通常とは異なる起動画面が表示されます。
--Windows 7
#ref(win7_StartupSettings.png,100%)
--Windows 8/8.1/10
#ref(win10_StartupSettings.png,100%)

ここで「''7) ドライバー署名の強制を無効にする''」を選択します。「7」ないし「F7」キー、もしくはマウスで「7) ドライバー署名の強制を無効にする」事で選択したことになります。~
選択後、特に変わった様子も無く通常のログイン画面が表示されますのでログインします。

**デバイスドライバのインストール [#xd77cd89]
先の設定は初回のログイン時のみ有効ですので、デバイスドライバのインストールを完了するまで再起動してはいけません。また、別の機会にデジタル署名なしのデバイスドライバをインストールする際は、その都度必ず起動条件設定を行う必要があります。

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