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FDIII-HC Starter Kit Guide Chapter1.4 のバックアップソース(No.2) :: Besttechnology

knowledge:FDIII-HC Starter Kit Guide Chapter1.4 のバックアップソース(No.2)

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*C言語の基礎 [#z5920a7e]
**制御文 [#b3400d86]
***if文 [#c6144380]
if文は「もし○○だったら△△する。それ以外だったら□□する」というような、条件によって実行することを分けるときに使います。
#ref(if1.png,100%)
「もし○○だったら△△する」というif文です。~

()内の条件が成り立っている時は{}内の処理を実行します。成り立っていない時は何もしません。
 main() {
   int a =10;

   if (a > 5) {
     a = a - 1;
   }
 }
もし変数aが5より大きかったらaから1引くというプログラムです。
----
#ref(if2.png,100%)
「もし○○だったら△△する。それ以外だったら□□する」というif文です。~

()内の条件が成り立っている時はその直後の{}内の処理を実行し、成り立っていない時はelse後の{}内の処理を実行します。
 main() {
   int a =10;

   if (a > 5) {
     a = a - 1;
   }
   else {
     a = a + 1;
   }
 }
もし変数aが5より大きかったらaから1引いて、それ以外(aが5以下)なら1足すというプログラムです。
----
#ref(if3.png,100%)
「もし○○だったら△△する、それ以外でもし●●だったら□□する、更にそれ以外は■■する」というif文です。~

最初のifの()内の条件が成り立っている時はその直後の{}内の処理を実行し、成り立っていない時は次のelse ifへ行きます。else ifの()内の条件が成り立っている時はその直後の{}内の処理を実行し、成り立っていない時はelse後の{}内の処理を実行します。
 main() {
   int a =10;

   if (a > 5) {
     a = a - 1;
   }
   else if (a < 0) {
     a = 0;
   }
   else {
     a = a + 1;
   }
 }
もし変数aが5より大きかったらaから1引いて、それ以外(aが5以下)でaが0より小さかったらaに0を代入して、更にそれ以外(aは0以上,5以下)ならaに1足すというプログラムです。

***for文 [#l1911408]
同じ処理を繰り返す時に使います。通常はカウンタを使って繰り返す回数を決めます。
#ref(for1.png,100%)
「iの初期値を0とし、iが5より小さい間は処理を繰り返す。ただし処理を1回行ったらiを1増やす。」というfor文です。~

事前にカウンタを変数として宣言しておきます。
処理を行うごとにカウンタが0,1,2,3,4と増え5になったら繰返しを止めます。~
i++はi=i+1と同じ意味です。
 main() {
   int i, a = 1;

   for (i = 0; i < 5; i++) {
     a = a * 3;
   }
 }
a×3を5回繰り返す(3の5乗を計算する)プログラムです。

***while文 [#of5e8829]
同じ処理を繰り返す時に使います。for文との違いは、繰り返す回数が決まっていない時に使うということです。
#ref(while1.png,100%)
()内の条件が成り立っている間は処理を繰り返し実行し、条件が成り立たなくなったら繰返しを止めます。
 main() {
   int i;

   while (i < 1000) {
     i = i * 2;
   }
 }
i×2を繰り返し、iが1000より少ない状態でなくなったら(1000以上になったら)繰り返しを止めるというプログラムです。

***switch文 [#x577fb19]
変数や式の値によって処理を分けるときに使用します。
#ref(switch1.png,100%)
「変数・式が値1なら処理Aを実行、値2なら処理Bを実行、どれにも当てはまらなければ処理Cを実行する」というswitch文です。~

switch文の()内の変数又は式の値がcaseの後の値と同じならその直後の処理を行います。処理後はbreak;を書きましょう。忘れるとそのまま次の処理も行ってしまいます。defaultはどれにも当てはまらない場合です。
 main() {
   char c = '+';
   int a, m = 5, n = 3;

   switch(c) {
     case '+':
       a = m + n;
       break;
     case '-':
       a = m - n;
        break;
     default:
       a = 0;
   }
 }
cが+ならmとnをたしてaに代入、cが-ならmからnを引いてaに代入、それ以外ならaに0を代入するというプログラムです。

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