2: 2011-08-13 (土) 18:44:40 takaboo[6] [7] | 現: 2013-12-26 (木) 23:06:00 takaboo[6] [8] | ||
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- | TITLE:AVR Bootloader | + | TITLE:AVR Bootloader |
#norelated | #norelated | ||
#contents | #contents | ||
**はじめに [#m3cef047] | **はじめに [#m3cef047] | ||
- | Atmega168, Atmega32, Atmega644, Atmega128, AT90CAN128マイコンボードシリーズに対応した弊社オリジナルブートローダです。~ | + | Atmega168, Atmega32, Atmega32A, Atmega644, Atmega128, Atmega128A, AT90CAN128マイコンボードシリーズに対応した弊社オリジナルブートローダです。~ |
マイコンに備わったUARTを経由してホストからマイコンボードのフラッシュROMへユーザプログラムを転送及び書き込んだり、書き込まれたユーザプログラムを実行するといった機能を持ちます。~ | マイコンに備わったUARTを経由してホストからマイコンボードのフラッシュROMへユーザプログラムを転送及び書き込んだり、書き込まれたユーザプログラムを実行するといった機能を持ちます。~ | ||
付属のバッチファイルにてソースプログラムからコンパイルでき、ユーザ自身による改造も可能です。~ | 付属のバッチファイルにてソースプログラムからコンパイルでき、ユーザ自身による改造も可能です。~ | ||
ファイルの送受信にはXMODMプロトコルを使用しますが、全てのXMODEMに対応したターミナルクライアントに対応するものではありません。 | ファイルの送受信にはXMODMプロトコルを使用しますが、全てのXMODEMに対応したターミナルクライアントに対応するものではありません。 | ||
+ | |||
**基本仕様 [#z016a91a] | **基本仕様 [#z016a91a] | ||
***適用コンパイラとコンパイル方法 [#abd18765] | ***適用コンパイラとコンパイル方法 [#abd18765] | ||
弊社提供のGCC Developer Lite最新版のインストール先に「C:\Program Files\BestTech」フォルダを指定し、インストールコンポーネントとして「ATMEGAxxxでのみ使用」、もしくは「フルインストール」が選択されている必要があります。 | 弊社提供のGCC Developer Lite最新版のインストール先に「C:\Program Files\BestTech」フォルダを指定し、インストールコンポーネントとして「ATMEGAxxxでのみ使用」、もしくは「フルインストール」が選択されている必要があります。 | ||
***ソースのダウンロード [#DOWNLOAD] | ***ソースのダウンロード [#DOWNLOAD] | ||
+ | -V1.3.1 | ||
+ | #ref(AVR_BL_1.3.1.ZIP) | ||
+ | 公開日: 2013/12/26~ | ||
+ | 更新内容:AT90CAN128,ATmega128Aの未対応を修正 | ||
+ | |||
+ | -V1.3 | ||
+ | #ref(AVR_BL_1.3.ZIP) | ||
+ | 公開日: 2013/8/22~ | ||
+ | 更新内容:コマンドモードへの遷移方法をハードリセットに統一 | ||
+ | |||
+ | -V1.2 | ||
#ref(AVR_BL_1.2.ZIP) | #ref(AVR_BL_1.2.ZIP) | ||
公開日: 2009/6/21 | 公開日: 2009/6/21 | ||
Line 21: | Line 33: | ||
***ブートローダの動作フロー [#g0458e4a] | ***ブートローダの動作フロー [#g0458e4a] | ||
+ | マイコンがリセットされるとユーザプログラムへ実行が遷移するか、ブートローダがコマンドモードになるかの2つの状態に動作が分岐します。条件は以下の通りです。 | ||
+ | -V1.2以前~ | ||
#ref(AVR_UART_BOOT_FLOW.vsd,100%) | #ref(AVR_UART_BOOT_FLOW.vsd,100%) | ||
- | マイコンがリセットされるとユーザプログラムへ実行が遷移するか、ブートローダがコマンドモードになるかの2つの状態に動作が分岐します。 | + | ユーザプログラムへ実行が遷移する前にユーザ自らの操作でコマンドモードに遷移させる場合は、リセット直後に'!'を素早く3回入力する必要があります。ユーザプログラムが書き込まれていなければ、常にコマンドモードとなります。それ以外は全てユーザプログラムが実行されます。 |
- | ユーザプログラムへ実行が遷移する前にユーザ自らの操作でコマンドモードに遷移させる場合は、リセット直後に'!'を素早く3回入力する必要があります。ユーザプログラムが書き込まれていなければ、常にコマンドモードとなります。 | + | -V1.3以降~ |
+ | #ref(AVR_V1.3_BOOT_FLOW.png,100%) | ||
+ | 電源印加状態でリセットボタンの押下、もしくはユーザプログラムが書き込まれていなければ、コマンドモードとなります。それ以外は全てユーザプログラムが実行されます。 | ||
**使用方法 [#d6e29a48] | **使用方法 [#d6e29a48] | ||
[[SIMPLE TERM>GDL#STERM]]からのキー入力にて各種機能を実行します。 | [[SIMPLE TERM>GDL#STERM]]からのキー入力にて各種機能を実行します。 |
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